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「この愛のために撃て」 ジル・ルルーシュ エレナ・アナヤ
先日、また2週続けて新橋文化に行って来ました。今回は2作とも面白かったけど、特にこの作品が良かったなあ。もう一作は、「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」という映画でした。

2010年のフランス映画、「この愛のために撃て」は、原題が、"A bout portant"でして、おフランス語は全くわからない小生なので、調べましたところ、 「至近距離から」という意味のようです。

妻のナディア(エレナ・アナヤ)を誘拐された、準看護師であるサミュエル(ジル・ルルーシュ)が、事故で入院している男、サルテ(ロシュディ・ゼム)を脅し、人質となっている妻と交換するために病院から連れだそうという序盤、街中で銃をぶっ放したり、一躍、悪者とされ、指名手配、警察に追われるはめに。

やがて、事故で傷を負っている男、サルテが凶悪犯ということもサミュエルの知るところとなり、自分の事情も説明するため、警察に連絡したりするのですが、実はその警察内でも、複雑な内部事情がありまして、さあ大変、サミュエル、絶体絶命といった流れ。手に汗握る展開で、最後までダレることなく、観られました。非常に面白かった。

出てくる役者もそれぞれ、いい面構えをしており、魅力的でした。特にサルテ役のロシュディ・ゼム、絶対見てる役者だな、と思って調べたら以前、このブログで書いた「あるいは裏切りという名の犬」に出てたんですね。やっぱり、主役はロシュティ・ゼムだよな、発するオーラがジル・ルルーシュとは桁違い(笑)。とはいってもジル・ルルーシュも大熱演でしたけど。

そして、ヴェルネール刑事(ジェラール・ランヴァン)、ヴェルネールとライバル役の女刑事ファーブル(ミレーユ・ペリエ)の二人もいい面構えでした。ナディア役のエレナ・アナヤもキュートでした。

この愛のために撃て [DVD]

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| 映画 | 19:41 | comments(0) | - |
東京地検特捜部 佐久間達哉部長のパロディ画像発見
笑えた。よくできてる。ここです


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| 日記 | 10:30 | comments(0) | - |
貯蓄ない世帯28.6%って、定義が曖昧すぎなんだが・・・。
今、Yahooジャパンのニュース見ただけで、他の情報は一切知らないけど、下記のとおり。
「貯蓄ない」世帯、過去最高の28・6%
読売新聞 2月22日(水)19時35分配信
 金融広報中央委員会が22日発表した2011年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上の世帯で「貯蓄がない」と答えた世帯の割合が28・6%に上り、調査を始めた1963年以来、過去最高となった。

 貯蓄の平均値は1150万円で、前年より19万円減った。人々の実感に近い中央値(答えた世帯の中間の値)は前年より80万円少ない420万円だった。

 貯蓄残高が1年前に比べて「減った」世帯は40・5%で、「増えた」世帯(21・3%)の2倍近くになった。減った理由(複数回答)は「収入が減ったので取り崩した」が43・3%で最も多く、景気減速が家計に大きな影響を与えている。

 調査は11年10〜11月に全国8000世帯を対象に訪問と郵送で行い、回収率は47・5%だった。
最終更新:2月22日(水)19時35分
ちゅうわけで、昨日のテレビのニュースでは流れたんだろうね。

これだけじゃさっぱりわからんな。「貯蓄がない」と言っても「銀行に一銭もない」という人が28.6%なんて、いくら何でもありえないだろ、っちゅうわけで、定義が曖昧すぎだよ、クソ記事だな。

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| ニュース | 08:31 | comments(0) | - |
「エッセンシャル・キリング」 ヴィンセント・ギャロ イエジー・スコリモフスキ監督
金曜日に久しぶりに場末の名画座(笑)、新橋文化で観てきました。2本立てで、もう一本は127時間。岩に挟まれて最後は、自分の右腕をナイフで切断し、奇跡の生還を果たした実話を描いた映画。

でも圧倒的にこちらの「エッセンシャル・キリング」の方が面白かった。どっと疲れたけど、それほど緊迫感を感じる映画だった。ヴィンセント・ギャロの演技を観るのは、2作目かも知れない。ギャロってフランス人で、ほんとはヴィンセントじゃなくて、バンサンて発音するんじゃないの、と思っていたんだけど、調べたら両親がシチリア島からアメリカに渡った移民とのことで、イタリア系アメリカ人なんですね。

ヴィンセント・ギャロは、アフガニスタン人の役で、アメリカの軍人を殺害したため、追われる役。一度は捕虜になりましたが、移送中の車の事故がきっかけで脱走、それから雪山を逃げて逃げて逃げまくる。

セリフは全くありません。そして、名脇役などといった人も出てこない。まさにギャロの一人舞台。強いていえば、ボロボロになったギャロを一晩、家に泊めて看護してあげた、聾唖者の女性のみ。この女優、どこかで観た記憶が・・・と思って後で調べたらロマン・ポランスキー監督の「フランティック」で、ハリソン・フォードと共演したエマニュエル・セニエでした。話せない役柄だけに一層、彼女の持つミステリアスさが際立っているかもしれません。

もう一本の「127時間」が、ある意味、ハリウッド的なチャラい感じの作りであるのに対し、この「エッセンシャル・キリング」の重厚さ、荘厳さ、圧倒されました。こういう映画、日本人には創れないよね。すぐ、軽い方に逃げてしまうからね。冬の大自然、白と黒の厳しい美しさも魅力的でした。

エッセンシャル・キリング公式サイトもまだ、ありました。

エッセンシャル・キリング [DVD]

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| 映画 | 23:58 | comments(0) | - |
最高裁事務総局問題 「日刊ゲンダイ」、「プレイボーイ」に続き、「サンデー毎日」も暴露だそうで・・・
いつも読んでる「毒蛇山荘日記」のこの記事によると、サンデー毎日も記事を掲載したそうです。三大ゴミ新聞はどうする気なのかね、見物だね、面白くなってきた。

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| ニュース | 08:29 | comments(0) | - |
Androidアプリ 「地図ロイド」と「山旅ロガー」を使ってチョイ乗りしてみた。
昨日、たまたまAndroidのアプリで、地図ロイド山旅ロガーというものがあると知り、ダウンロード。山旅の方はゴールド(有料版)をゲット。昨日、自転車を整備したこともあり、早朝、近場まで走って使ってみた。

僕はソフト使う時や家電品などを買った時なども最初にじっくり説明書を読むタイプではなく、まず使ってみて分からなければ読むというスタイル。なので、この2つのアプリもよく分からないまま、地図ロイドの方で現在地の追尾開始、そして山旅ロガーの方で測定開始をして、5:30頃自宅をスタート。稲毛海岸の方まで走り、ハンドル周り、ヘッドの部分とブレーキがイマイチだな、まだ整備が必要だな、ということが分かり、1時間弱で帰宅。冬で日の出前ということもあるだろうけど、道がガラガラで快適だった。

部屋に入り、地図ロイドを見るとしっかりと走ったコースが赤線で引かれていました。山旅ロガーを見ると、走った距離や時間おきの速度(平均なんでしょうな?)などが表示され、これはなかなか面白いなあ、と。説明をよく読んで、じっくり使いたいと思います。

それにしても先月届いたDahonのビテスP18、ペダルは見ただけで、これでツーリングはしたくないなと思う代物。実際、近場を走っただけで、もううんざり(笑)。今、昔ながらのトークリップ&トーストラップでクイル型のペダルにするか、それとも僕が乗ってた頃には存在してなかったビンディングペダル&SPDシューズにするか、迷ってるところ。

何度か近場を乗ってるけど、20インチという小径車にしては走るし、スピードもそこそこ出るけど、やっぱり普通の大きさの自転車の方が確実に楽しいわな。ランドナーかクロスバイクも欲しいな、と思ってきてしまいました。いずれにせよ、当分買えないけど。


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| 自転車 | 17:52 | comments(0) | - |
「アメリカのアフガン撤退から見えるものとは!?」という記事。
ソースはここ浪速の戦場ジャーナリスト・西谷文和 カブールから緊急連絡!とのこと。マスゴミの報道では決して出ない良い記事だ、と思った。うわべだけでない戦争の真実をきちんと伝えてる。全文引用。
アメリカのパネッタ国防長官が2月1日、アフガニスタンに駐留する米軍の戦闘任務を13年度までに終結させ、訓練任務を「戦闘任務」から「訓練、支援任務」に移行させる方針を明らかにした。アメリカは既に国防費削減の一環として、現在アフガン駐留中の米軍約9万人を14年度までに撤収するとしているが、オバマ政権がアフガンでの戦闘任務の終結時期を明示したのは初めてのこと。

 一方、米軍撤収後のタリバンの地位保全等に関連した協議を、アメリカがアフガン政権の頭越しにタリバンと直接行っていることに対し、アフガンのカルザイ大統領や隣国のパキスタンがアメリカに強い不信感を示しているとも報じられている。こうしたパワーバランスの乱れは、はたして新たな火種を生むのだろうか。現在アフガンを取材中で、『報道ステーション』(テレビ朝日系)などでもおなじみの戦場ジャーナリスト・西谷文和氏から、国際電話でアフガンの現状と今後を語ってもらった(以下、西谷氏の会話要約)。

 アフガンの今後を考えるにあたって最初に留意しなければならないことは、「今、起こっている現象だけで判断してはいけない」ということだろう。

 米国とタリバンが、カタールのドーハを拠点にして和平交渉に入るというニュースが流れた。これはカルザイ政権の頭越しに行われるので、焦ったカルザイはサウジやパキスタンと組んで、サウジのリヤドで米国抜きの和平交渉、すなわちタリバンとカルザイの「アフガン人同士で」和平会議を開催しようとした。

 ここでアフガン情勢に詳しい人なら、「えっ、立場が逆なのでは?」と感じるかもしれない。

 すなわち、カルザイ政権は米国の傀儡としてスタートしているし、タリバンはサウジの資金を利用してパキスタンが作り上げた武装組織であるからだ。歴史の流れからすると、米国はまずカルザイ政権と相談すべきだし、パキスタンやサウジはタリバンを支援していくはずだ。今起きている現象は、「昨日の敵が今日の友で、今日の友が明日の敵」である。ちなみにこれは中東でもよくあることだ。

 では、私なりに背景を探ってみよう。

 まずは米国の事情から。周知の通り、米国はイラク&アフガン戦争で巨額の軍事費を投入しており、財政破綻してしまった。オバマ政権としては、これ以上アフガン戦争に金を突っ込むことは避けたい。アフガンをコントロールするためカルザイを大統領にしたが、予想以上に(あるいはわざと?)戦争が長引き、米国による誤爆や不当逮捕、殺人などでアフガン人の間に強い反米感情が芽生えた。カルザイは当初、米軍をかばっていたが、国民世論を無視できず、反米スタンスを取らざるを得ない状況に追い込まれた。彼の反米スタンスは当初、国民向けのポーズだったが、あまりに米軍の戦争犯罪がひどいので、傀儡として振る舞うことに限界を感じ、本気で米軍撤退を要求するようになった。ちょうど沖縄における仲井眞弘多知事のような存在ではないか、と思う。

 オバマ政権内部も一枚岩ではない。アフガンから撤退を主張するグループと、もう少し戦争を続けたいグループがいるはず。米国の失業率は今や10%に届く勢い。どこかで紛争の種をまき、戦争を続けないと軍産複合体も商売できない。しかしアフガン戦争は、もうそれほどうまみがない。トルクメニスタンからアフガン経由で石油パイプラインを引く計画も現在は頓挫しているし、イラクやリビアのように、アフガンからは石油が出ない。

 今年は大統領選挙なので、オバマとしては「タリバンと和解成立」を見せて、選挙に勝利したいだろう。でもカルザイは信用できないし、今やアフガン各地でタリバンが復活していて、カルザイが治めているのはカブールだけ。カルザイは今や「カブール市長」といってもよい状態だ。米国はそんなカルザイを見限って、タリバンと直接交渉に踏み切ったのだと思われる。

 問題はここから。果たしてこの交渉は、両者、本気なのか、ということ。私は両者ともポーズではないか、と考えている。オバマは「自分は平和主義者である」とアピールできるし、タリバンは「アフガンの実権を握っているのは俺たちだ」と主張できる。しかし本当に和平が実現してしまうと、米国は戦争ができなくなるし、タリバンは恐怖政治でしか民衆を押さえ込むことができないので、和平が実現してしまうと、すぐに統治能力がないことが露呈してしまう。またタリバンと一口に言っても、地方によっては単なる軍閥だったりするので、一枚岩でもない。今のタリバンは「アフガンが戦争状態だからこそ、一定の民衆の支持を取り付けている」だけである。

 隣国パキスタンはどうか? 1990年代、パキスタンは軍の諜報機関ISIを使ってタリバンをアフガンにもぐり込ませ、アフガンをコントロールすることに成功した。パキスタンは、石油パイプラインの利権と、隣国インドとの紛争があり、インドとの後背地としてアフガンを手中に収めておきたかった。この点で米国とパキスタンの利害が一致していたが、911事件で状況は一変した。

 米国は今までパキスタンとともに支援してきたオサマ・ビンラディンとタリバンに対して戦争を始めた。パキスタンのムシャラフは独裁的だが有能な政治家だったので、米国と協調するふりをしながら、民衆の反米感情にうまく折り合いを付けながらパキスタン軍をコントロールしていた。しかしブット女史の暗殺で、そのムシャラフも国を追われ、「金儲けの才覚はあるが、政治家としては無能なブットの夫」ザルダリに代わった。大統領が無能だと軍部が力をつける。パキスタン軍の力が台頭し、諜報機関であるISI主導で、自爆テロリストの養成が始まって、パキスタン・タリバンやラシュカレ・タイバなどの武装勢力が、アフガンやインドでテロ事件を引き起こすようになった。パキスタン・タリバンが、カブールなど主要都市で、次々と自爆テロや銃撃戦を引き起こし、アフガン人を巻き添えにして殺していったので、オリジナルの「アフガニスタン・タリバン」は、パキスタンと距離を置くようになった。アフガン戦争も、今や米国とアフガン・タリバンとの戦いではなくて、主な戦場はパキスタンとの国境付近、つまりパキスタン・タリバンとの戦争に変化しつつある。そんな中、パキスタンは米国一辺倒の同盟国ではなくなり、特に中国との関係を強め始めた。そしてだんだんとアフガン・タリバンから離れていったと想像される。

 よってパキスタンとしても、アフガン・タリバンの敵=カルザイ政権を利用しようという思惑が生じた。

 ではサウジはどうか? サウジはサウド家という王族の独裁国家である。日本ではあまり報道されないが、サウジもまた「アラブの春」の渦中にいる。王族の腐敗、独裁に抗議する民衆が、命を賭けてデモをしている。そんな時独裁者はどうするか? 一定の譲歩、つまり福祉や教育など国民生活向上の約束で不満を沈めるとともに、国民の目を国内問題から国外へそらすことができればなおよい。リヤドでアフガン和平会議を成功させて、王族が「平和主義者であり、打倒の対象ではない」ことをアピールしたい。そんな思惑から、カルザイを利用しようとしたのだろう。

 ここまでが直接的、政治的背景。ではその裏の裏、経済的背景について考えてみよう。

 リーマンショックをはじめとして、実体のないマネーゲームの破綻で世界の金融資本は大打撃を受けた。本来ならマネーゲームを改め、実体経済への投資に切り替えねばならない。しかし、それではあまり儲からない。株式や証券に投資していた巨額の富は、原油や金、穀物などの先物市場にも流れていく。

 特に原油市場は中東情勢で動く。イランやイラクで紛争があれば原油は急騰する。結果として産油国と石油産業、そしてそれらの株式を所有する金融機関、原油先物市場で売り買いしているヘッジファンドなどが巨額の利益を得る。イランがホルムズ海峡を封鎖する、とにおわせただけで、原油価格は跳ね上がる。その情報を前もって知っている投資機関があれば、当然「買い」に走るだろうし、「沈静化」のニュースを嗅ぎ取れば、「空売り」すれば良い。

 リビアの内戦では、武器の取引はもちろん、このような思惑で動いて巨額の富を手にした投資機関があっただろうと想像する。ちなみにオバマ大統領の選挙資金を支えたのは、ゴールドマン・サックス、JPモルガンなどの投資銀行だった。米国政権が何を考えているか、を前もって知っていれば大儲けできる。いわゆる戦争銘柄、石油銘柄のインサイダー取引だ。

 アフガン戦争は、イラク戦争に比べてそれほど金にならない。しかし米国の一部勢力にとって、「戦争を始めるキッカケ」が必要だった。国民世論を戦争に向かせるための仕掛け、それが911事件とそれに引き続くアフガン戦争ではなかったか? 米国、特にネオコンの狙いはイラク戦争であって、アフガン戦争はイラク戦争を引き起こす導火線に過ぎなかった。そのアフガン戦争も10年続き、そろそろ潮時である。

 紛争のネタは他にもたくさんある、イランやシリア、イスラエル、エジプト、パレスチナ...。米国はイラク戦争で懲りているので、「よその国に戦争をしてもらって、その協力体制で儲けるほうがわりがよい」と考えているだろう。したがってイスラエルにイランを攻撃させるのが、もっとも望ましいと考えるグループもいるはず。また絶えず緊張関係を作っておいて情勢を不安定にしたほうが、軍産石油複合体にとっても、金融資本にとっても都合がよい。

 結論。米国もサウジもパキスタンも、それぞれ国内事情を抱えながら、アフガン戦争については収束の方向で一致し始めている。ただ、戦争は儲かるので、「アフガンを不安定なまま」にしておき、いつでも介入できる態勢にしておきたい。形だけの和平合意を実現させ、米国にとっては、アフガンに中国やイランの影響が及ぶのをできるだけ避けておきたい。よって、現時点の実効支配者であるタリバンと「和解するふり」を始めた、と考える。
以前観たドキュメンタリーでは、アメリカの労働者で軍需産業で働いている人が、20%以上もいるとかいう話だった。工場でミサイル作って働いているおばはんが、私の息子もイラクに行ってるので、この仕事をするのも複雑な気分ね、でもこんな田舎には他に仕事なんてないのよ、と話してた。日本では、スーパーでレジ打ちしてるような普通のおばはんが、ミサイル作ったりしてるわけですよ。

この浪速の戦場ジャーナリストにシリア情勢を解説してほしい。イラクやリビアとは全く違って、正直、訳わからん。

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