開始早々、日本の左サイドを
チェイニーが突破、DFが走り負けてピンチ。今日はチェイニー、サイドではなく、
ワンバクとのツートップとのこと。
アメリカは序盤からがんがん来てます。
8分、逆サイドからのロングパスを受けた、この試合はスタメンの
ラピノが、左サイドの深い位置からクロス、チェイニーが走り込んで跳び蹴りのような形でシュート。これはやられた、と思ったが、左に外れた。
10分、クロスに競り合ったボール、こぼれたところを
ロイド、これはゴール上へ外れた。
11分、右サイドをチェイニーが走り、マイナスのパスをペナルティ・エリア内に走り込んだラピノにパス。これは右に外してくれた。
日本、押されまくりです。
その後は、日本、落ち着きを取り戻し、相手の速いペースに合わせることなく、ゆっくりとボールを散らすようになってきて、少しほっとする。
17分、左サイドをワンツーで切れ込んだラピノ、最深部から角度のないところをクロスでなく、直接狙ったが、ここはサイドネット。
28分、ワンバク、左サイドをドリブルで切れ込み、強烈な左足ミドル・シュート、やられたと思ったが、これはクロスバー。
30分、
大野のスルーパスに走り込んだ
安藤、シュートを打つがヒットせず、GK正面。ここまでで、最大のチャンスだった。
35分、長いクロスにチェイニーのヘディング、これは上に外した。
37分、左サイドにいた
宮間から右サイドへ長いグラウンダーのパス、大野に通って、中にドリブルしてからスルーパス、ペナルティ・エリア内に走り込んだ安藤だったが、ここはDFがCKに逃げた。ここはすごくいい展開だった。
43分、大野が右サイドでボールを持って、ためたので、
近賀の上がりを待ち、スルーパスと思いきや、中にドリブルしたので、左足でミドルシュートか、と思いきや、浮かしたスルーパス、安藤が走り込むが合わず。
45分、中盤で安藤から
澤、澤から大野と繋ぎ、大野は振り向きざま、右サイドへスルーパス、走り込んだ近賀のクロス、ここは合わず。
かなり押し込まれていた日本だったが、35分頃以降は、日本の方がいい展開を見せたので、後半に期待した。
アメリカは、後半開始からチェイニーを外し、切り札的な使い方をしてきた俊足美女の
モーガンを早くも投入。
48分、右サイドからのスローイン、スローワーにボールを返し、そのまま深い位置からグラウンダーのクロス、モーガンがニアに走り込んで合わせるが、これはポストに当たった。これも決まったと思った。
52分、カウンターからラピノのロングパス、ワンバクが打つが、ここはふかしてくれた。
61分、澤がふわりと浮かしたパス、エリア内に走り込んだ近賀、シュートはふかした。後半に入ってからは初の決定的シーン。
63分、カウンターから澤が前線にスルーパス、大野が走り込み、GKと1対1、オフサイドを取られたが、スロー再生では、オフサイドには見えなく残念。
その後、右サイド後方から
オライリーのクロス、ワンバクのヘッドは、GKが手で弾く。
65分、大野に替え、
丸山、安藤に替え、
永里を投入。ここで、日本は丸山、永里のツートップにし、
川澄を大野のいた右サイドに。
68分、日本はゴール前まで持ち込むが、永里は打てず、そのままロングパスのカウンターで、モーガンが走り勝ち、左足で、ゴール右隅へ先制ゴール。
80分、ゴール前のクロスに丸山とDFが交錯し、二人とも倒れながらDFのクリアボールが、味方の選手に当たり、宮間の前に転がる。そのままシュート、宮間ごっつあんゴール。ラッキーな同点、1-1。
81分、澤から右サイドの川澄、更に上がってきた近賀にパスが渡り、近賀のクロス、永里はDFに阻まれて打てず。
85分、澤から右サイドに上がってきた近賀へのパス、そこからのクロス。丸山は押されたようにも見えたが、ここもいい展開。
同点にしてからは日本のペース。
88分、中盤から丸山がドリブルで上がり、右サイドの川澄へ、ペナルティ・エリア内に走り込んだ近賀とワンツーで、最後はペナルティ・アーク付近にいた
阪口にパス、左サイドを狙った低いシュートはヒットせず。
その後は、
ロイドやオライリーが、ドリブルで仕掛けるが、アメリカも得点ならず。
延長前半、94分、モーガンへのロングパスが通り、左足でシュートまで持っていくが、ここは左へ外してくれた。
104分、モーガンが左サイドの最深部からクロス、マークを外していたワンバクが、狙いすましてゴール右にヘディングを決め、2-1。ここまではワンバクの頭は封じていて、しかも高さのあるクロスではなかったので残念。
延長後半、108分、日本は右サイドからの崩しでチャンスを作り、その後も川澄のドリブルでチャンスを作る。
112分、左サイドから宮間のクロス、GKとDFの間に来た惜しいクロスだった。
113分、ラピノに替え、ヒース投入。
114分、澤からロングパスが、再三オーバーラップをしている近賀へ出て、GKの前で合わせるが、入らず。
116分、宮間のCKに中央からニアに走り込んだ澤が、ゴールで何と2-2の同点。これは右足アウトサイドだったのか、それともヒールだったのか、ものすごいシュート。これで澤、単独得点王。
118分、丸山に替え、
岩渕投入。
119分、グラウンダーのクロスにワンバク。ここは右足で打つが、ふかしてくれた。
120分、日本はペナルティ・エリアのすぐ外側で、モーガンを倒し、
岩清水が一発退場。厳しい判定。
結局、2-2の引き分けで、PK戦に。
アメリカはボックス、ロイド、ヒース、ワンバクの順。日本は宮間、永里、阪口、熊谷の順。
アメリカは3人連続外し、日本は3人が決め、3-1で、日本が優勝。神風吹いたな。この勢いで、アメリカの奴隷国家から脱却したいね。
試合のハイライトはここで