韓国の方が一日休みが少なく、しかも延長戦をしているということもあり、疲れているのかなあ、珍しくがつがつプレスをかけてこないなあ、と思いつつ、観ていました。
でも後半になると逆に日本の方が疲れを見せてきて、さすが韓国だなあ、と。1点目の長友のオーバーラップは最高だった。そのまま自らシュートを打つと思いきや、更に深く切り込み、DFを引き連れ、前田にラストパス。決勝でもああいった美しいゴール・シーンを見たい。
2点目は、本田のPKをGKが弾いたところを、猛然とダッシュをかけていた途中出場の細貝が蹴りこんだ。気持ちの入ったダッシュだったのに、あのリードを守りきれず、同点で終了。PK戦になってしまったのは納得いかない。ザッケローニの采配ってどうなんだろうか、と少し疑問。
本田のPKは見ていて心配なんだよ。これからは遠藤に蹴らせろよ、と思うが、PK戦ではあえて本田が一人目。ちょっと驚いたけど、これで決めれば、また流れは日本に来ると思いつつ見たが、見事だった。PK戦では、川島がカタール戦での恥ずかしいプレイを払拭し、最初の二人を連続して止めたのは大きかった。ザッケローニは、運は持ってるな、とアジアカップを見ていてつくづく思う。
影の優勝候補と思っていたウズベキスタンは、5人選手を入れ替えたそうな。パワーもある強力なストライカー、アレクサンドル・ゲインリフ(アレクサンダー・ゲインリッヒ)も残念ながら出ていなかった。前の試合でケガしたからなあ。
しかし、完全にオーストラリアの目を覚ましてくれちゃった。裏を取る逆サイド前方へのロングパスも見せていて、今大会、今までの試合ではなかった展開もあった。
6-0、しかも複数得点はおらず、6人が得点。6人もいい気分にさせちゃった。ありがとうよっ、ウズベク(苦笑)。ケーヒルがまだノー・ゴールなのが唯一の救いか。
今までオーストラリアには、カモにされまくっている日本だから、何とか頑張って優勝して欲しいけど。2013年のコンフェデ杯に参加して欲しいし。