いつも録画して、翌朝観ていましたが、初めてリアルタイムで観ました。城南はいつもは途中出場の快速アタッカー、ソン・ホヨンを先発で起用。彼のスピードを活かしたカウンター狙いかな、と思う。その代わり、FWのラドンチッチを外し、チョ・ドンゴンのワントップ。CBでキャプテンのオグネノブスキは、カード累積で欠場、これは攻撃面でも痛い。インテルナシオナルを応援するけど、接戦を望んでいるので。
15分、右サイドで、城南の選手同士がぶつかって倒れ、右サイドをフリーで上がられてしまう。最後はアレクサンドロがゴール前にふわりと柔らかいボールを送る。ワンバウンドしたところを、川崎フロンターレにいたこともあるというチンガが頭で押し込み、先制。
城南は17分にモリーナがペナルティ・エリアの右側からノーステップで強烈なシュートを放つが、惜しくもクロス・バーに当たる。
27分、インテルナシオナルは、誰かは分からなかったが、右サイドを深くえぐり、上がってきたRSBのネイに戻し、ペナルティ・エリア内のダレッサンドロ、そこから左前方にいたアレクサンドロへとボールが渡り、アレクサンドロが右足でゴール左隅に蹴りこみ、2-0。
城南は2点目が入り、すぐソン・ホヨンを外し、ラドンチッチを投入、2トップにする。35分には、CBのチャン・ソグォンが2枚目のイエローで退場。41分には、ラドンチッチがペナルティ・エリア内でパスを受け、GKと1対1になるも決められず。この時の負傷で交代。城南、泣きっ面に蜂。
後半に入って、52分、中央のチンガが右サイドのスペースにボールを流し、走り込んだソビスが中央にマイナスのボールをパス。ダレッサンドロが軽くカーブをかけたミドル・シュートでゴール右隅に入り、3-0。余裕、貫禄のゴールというか、イメージ通りのゴールというか。ダレッサンドロのゴールが観られたので、もう大満足。
62分には、ソビスに替え、ジュリアーノ(ジウリアーノ)を投入。ソビスのゴールも観たかったけど、今大会は、調子がイマイチだった感じ。後半65分のインテルナシオナルのFKは、解説、都並の言っていたとおりの展開だったが、LSBのクレーベルの位置取りが面白かった。
センターサークル付近だったかな、とにかく中央からのFK。ゴール前に選手が固まる中、クレーベルは左側のタッチライン際に一人たたずむ。キッカーのダレッサンドロは、左斜め前方にパスを出し、猛然とゴール前にクレーベルがダッシュした。ゴールまでは至らなかったけど、面白いアイデアでした。クレーベルは、この試合、ゴール前の正確なクロスやスルーパスなど出していて、光ってました。
71分、インテルナシオナルは右サイドの深い位置からRSBのネイが低いクロス。GKと交錯しそうだったチンガが空振りし、流れたボールがアレクサンドロの足下に、ごっつあんゴールで4-0。
73分、久しぶりに見たいな、と思っていた元アルゼンチン代表のGK、アボンダンシエリが出場。引退を表明しているという彼に対する監督の心遣いか?
ところが、しばらくすると、この交代で火が付いたのか、舐めんなよ、と思ったのか、それとも大モニターにコリアン・ビューティーの一団でも映って発奮したのか知らないが、城南、生き返る。
ボールがダイレクトにバンバン繋がり、急に動きが機敏に。84分、チョ・ジェチョルからの見事なスルーパスに抜け出したモリーナが左足で見事なループ・シュートで4-1。
93分、チェ・ソングクがから右サイドにスルーパス。受けたのはチョ・ドンゴンだったかな(?)、ワンタッチで、ゴール左側への斜めのパス、走り込んだモリーナが決め、4-2。試合終了の直前でした。
一体、どうしたのか、急に目覚めちゃった城南でした。インテルナシオナルが4点のリードで気を抜いたのかも知れないけど、南米らしいと言えば言えますね。
これから決勝を観ます。2-0でインテルが勝ったのかなあ、と思いつつ。
ポルトガル語放送の動画。