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「ヤバい経済学」 悪ガキ教授が世の裏側を探検する
このブログには、「本」というカテゴリがありますが、そのカテゴリの記事は全く書いてない。ずっと気になっていたので、これから少しずつでも書いていこうと思います。

この本は、2006年に日本語版が出て、出版されて数ヶ月後には読んでいるので、かれこれ4年ほど前に読んだ本。

原題は、"Freakonomics"。音楽フリーク、映画フリークなど、既に日本語にもなっている熱狂的ファン等を意味するFreakとEconomicsの造語でしょう。これを「ヤバい経済学」と訳したのは、なかなかいいですね。

"A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything"が副題ですが、邦題の副題、「悪ガキ教授が世の裏側を探検する」は、ほぼそのものですね。

経済学者のスティーヴン・D・レヴィット、ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー、二人の共著です。今年になって初めて知ったのですが、2007年には、増補改訂版が出てたんですね。それも読んでみたい気もしますが、増補部分だけ立ち読みでもいいかな、と。

4年前に読んだ本について書くのはものすごく難しいです。でも年に40〜50冊ほど読む本の中でも、ここ5年間で、最も面白かった本かもしれない。本のことも書くと決めた以上、この本について書かないわけにはいきません。

「憂鬱な科学」と言われる経済学。でもこの本は、これが経済学者の書いた本か、という衝撃的な驚きでした。レヴィットの好奇心の赴く先は、経済学というより社会学者の関心の及ぶ範疇といった感じ。

前書きでも触れられていますが、レヴィットは、物事を学者というよりも、賢い好奇心に溢れた冒険家として、またはドキュメンタリー映画監督、法医学捜査官、またはスポーツから犯罪、ポップカルチャーまでを対象にする賭博の胴元のように見ているようだ、とあります。

実際、第2章では、悪名高き白人至上主義組織KKKを取り上げ、「ク・クラックス・クランと不動産屋さん、どこがおんなじ?」というタイトル。そして、「専門家とは皆あなたを食い物にする絶好の立場にいる連中のこと」、「不動産やさんの暗号を解く:状態良しの本当の意味」「出会い系サイトに出入りする連中がつく嘘とは」などについて書かれている。

第3章、「ヤクの売人はどうしてママと住んでるの?」では、インド生まれの社会学博士課程のシカゴ大学の学生、彼がシカゴで一番貧しい黒人居住区に貧困問題について調べるため、アンケートに行ったものの、アンケートの無意味さを痛感し、何と6年間、ギャング達と共に行動した話。

この章は、この本を読んだほとんどの人が、一番面白いと思った章ではないか。ギャングのボスはビジネス専攻の大卒で、事務用品販売会社のマーケティング部に勤めていた、という。場違いな感じがして辞めたが、経営戦略の大切さはよく分かっており、ギャングのボスとなっても部下にしっかりと帳簿を付けさせていた、とのこと。そして、たまたまその帳簿を入手できることとなり、その詳細な分析も載っています。組織図などもマクドナルドなどの大企業と全く変わらない、とのこと。

第4章では、「犯罪者はみんなどこへ消えた?」と題し、日本でも有名な、ジュリアーニ市長時代のニュー・ヨークの犯罪の激減の原因を探っています。

第6章「完璧な子育て その2」では、子どもの名前の付け方の統計を採っていて、「真っシロい女の子(男の子)の名前トップ20」「真っクロい女の子(男の子)の名前トップ20」、「中所得(低所得)の白人家庭に多い女の子の名前トップ20」「白人の男の子に多い高級な(安物の)名前トップ5」等、色々な角度からの順位を付けて、親が子に付ける名前のメッセージ性と時代の変遷との関わり合いを検証しています。

どの章においても、きっかけは社会学者的な(あるいは単なる野次馬的なといってもいいか)疑問にかられ、そして、多方面から様々な数値データを取り上げて、経済学者的分析を行っている感じです。

そして、この日本語訳の望月衛という人。この人の素晴らしい訳が一層、この本を良書にしていると思う、大絶賛しちゃいますよ。しかも最後には、「ヤバい経済学の何がやばいのか?」−訳者のあとがきに代えて、という題で、21ページも書いていて、これも面白い。本屋で見かけたらまず、ここを読むことをお薦めします。

あ。但し、僕の持っているのは、最初に出た本であって、改訂版はまた違うかもしれないですが。

ヤバい経済学 [増補改訂版]

JUGEMテーマ:読書
| | 13:37 | comments(0) | - |
ジルベルト・ジルが超熱かったんだな、と思ったNorth Sea Jazz Festival 2010
前の記事で色んなミュージシャンのライブ音源が残されてまっせー、と書きましたが、デイブ・ホランドの次は、カエターノ・ヴェローゾ、カエ様は動画で観ました。何と90分みっちり。最近のアルバムからの曲が多く、ベース、ドラムス、ギターの3人のバックバンド。

僕は'80年代後半、アート・リンゼイがプロデュースに絡んでからカエ様の大ファンになったのですが、ここ数作の無駄なぜい肉をいっさい落とした、筋肉質な、ストイックなまでの骨太ロックのアルバムを出し続けているカエ様も凄く好きです。このメンバーで来日して欲しいなあ、と。

ギターのペドロ・サーは、生で観たことありますが、レニーニのバックだったか、アート・リンゼイのバックだったか、あるいは、その両方だったか忘れました。

そして次にジルベルト・ジルを聴いたのですが、いやーーーーーーー、ノルデスチ(ブラジル北東部)音楽に特化したライブでした。ジルはレゲエも良くやりますが、僕はノルデスチをやるジルの方が何倍も好きです。

ジルも動画をアップしてくれれば良かったのになあ、と思いつつ、You Tubeを探したら画像の良いものがありましたので貼っておきます。

それにしても、これ、もしライブ盤が出たら絶対に買いますヨッ!!

残念ながら曲名分からず。


各メンバーのソロをフィーチャーした演奏。ヴァイオリンは、ブラジル音楽シーンで大活躍、フランス人のニコラス・クラシッキです。最初の曲名は分かりませんが、2曲目は、ルイス・ゴンザーガの"Asa Branca"ですね。


JUGEMテーマ:音楽
| 音楽 | 20:23 | comments(0) | - |
North Sea Jazz Festival 2010のライブが聴けます。
毎年恒例のオランダで開かれるノース・シー・ジャズ・フェスティヴァル。今年は7/9〜7/11、正にワールド・カップと重なったので、すっかり忘れていましたが、今日、サイトを見に行ったらライブがたくさん残されておりました。ジャズもワールドミュージックも大好きな人には、最高のフェスですよね。

ここでっせ

オランダ語だけで、英語版は用意されてないようですが、見れば分かりますね。スピーカーのマークがあるミュージシャンは、ライブが聴けて、ビデオカメラのマークがあるミュージシャンは動画が観られます。

最初はデイヴ・ホランドのライブを聴いてます。スペインのフラメンコ・ポップ・グループ、ケタマのフアン・カルモナとホセミ・カルモナ、偉大なフラメンコ・ギタリストのペペ・ハビシュエラ等とのプロジェクトのライブです。未聴ですが、今年、ペペと共同名義のアルバムも出しているんですよね。

他にもクリス・ポッター、ベン・ハーパー、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ロス・バンバン、マラカ等、好きなアーティストのライブがたくさんあるので、当分、楽しめそうです。そして、日本が誇る渋さ知らズは、ライブ並びに動画もありました。

また、睡眠不足になってしまいそう。

JUGEMテーマ:音楽

| 音楽 | 13:12 | comments(0) | - |
音楽ドキュメンタリー 「ヴィットリオ広場のオーケストラ」
2006年のイタリア映画。観て初めてドキュメンタリーだったんだ、と気付きました(苦笑)。確か、2001年からの撮影だったか、と。舞台はイタリアのローマ。

移民排斥運動が起こり始め、右派政権が台頭しつつあり、移民達には厳しい状況。そんな中、ローマ在住の外国人達ばかりでオーケストラを立ち上げよう。そして閉鎖されそうな伝統あるアポロ劇場を市に買い取らせ、劇場の存続を図り、そこで演奏しよう、という企画を立ち上げたピアニストのマリオとドキュメンタリー映像作家のアゴスティーノなんですわ。

それにしても世界各国からの移民は多いが、演奏できる人はなかなか見つからず、メンバー集めも困難。そんな中、話を聞きつけた、ローマ欧州フェスティヴァル委員長という女性の申し出があり、コンサートの日取りまで企画されてしまう。「これぞ、ローマの草の根運動よ。」と。メンバーはその時点では6人ぐらいだったと思うけど、「21人って、ホラ吹いた」と仲間に打ち明けるマリオ。笑えました。

金もない、メンバーも集まらない、という中でも次第にメンバーも集まり、インド人タブラ奏者、キューバ人トランペッター、チュニジア人歌手、エジプト人ウード奏者、セネガル人ジャンベ奏者、その他、エクアドル、アルゼンチン、アメリカ、ロマ(ジプシー)等々、集まります。

しかし、後半になって参加したインド人シタール奏者は、自分では否定しているものの、カーストの低い他の二人のインド人と同じ扱いなのが我慢ならないようだし、チュニジア人歌手は、エクアドル人歌手のスキャットだけで歌詞のない歌をケチョンケチョンにけなしたり。これだけの超多国籍軍団では当然かもしれません。

しかも全員が顔を合わせたのは、コンサートの1週間前が初めて。全員が音楽だけで飯を食っているわけではありません。コンサート、結局どうなったんだ、コンサートの場面は、映画には記録されてないのかなあ、などと不安は募るばかりだったんですわ。

しかし、しっかりとコンサートの映像も記録されており、そしてすごくいい。タブラやウード、ジャンベなど、各国の伝統楽器、そしてサックスやトランペット、バイオリンなどが絡み合い、ごった煮系音楽を満喫できました。コンサートの映像は短い時間でしたけど。

ナレーションでは、このコンサートは、デビュー公演というよりも、初の公開リハーサルといった方が良かった、とのこと。でもミュージシャン達も確かな手応えを感じていて、ホンモノの楽団になったと感じていたそうです。確かに画面からも興奮とエネルギーが感じられてきました。もっとコンサートの映像が観たかった。World MusicやWorld Jazzのファンは楽しめる映画だと思います。

映画の情報や当時のローマの状況などはここが参考になるでしょう。

そして、その後、辞めたメンバーもいるが、メンバーは更に増えたそうです。楽団のサイトもありました。アルバムも2枚、リリースしてるんですね。My Spaceでは、7曲がフルで聴けます。

日本のOrchestraでも1stだけは置いてあるんですね。そのうち、買ってしまうかもしれません。

ヴィットリオ広場のオーケストラ [DVD]

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| 音楽 | 23:35 | comments(0) | - |
やるなあ、livedoor Reader
せっかく更新する度に訪れたい、と思ってもrssやatomのフィードをしてないブログもあり、残念に思っていたものもいくつかあったのですが、何とRSSが無いページも購読可能に。「Page2Feed API」のご紹介という記事。

早速、藤原新也のShinya talkで試したら、見事にフィードが生成され、livedoor Readerに登録できました。この機能は便利だ。

JUGEMテーマ:インターネット


| 日記 | 11:45 | comments(0) | - |
Bloglinesからlivedoor Readerに変更した。
ブログを閲覧するために長年使っていたRSSリーダーは、Bloglinesでした。しかし、数ヶ月前からいちいち、"Text in the box"という表示が出てきて、表示されている文字を入力しないといけなくなり、また元々、重いこともあり、別のものに乗り換えようか、と思っていた。

で、取りあえず、livedoor Readerに乗り換えることに決定。

まず、Bloglinesで閲覧していたブログのopmlファイルを抽出。登録しているブログは200以上あるので、そこそこ時間はかかった。

Bloglinesを使っている人向けに、ここに移行方法も出ていました。

僕は英語版のBloglinesを使っていたので、編集部分は、"Edit"と表示されています。そして、フィードの一番下には、「登録リストの抽出(OPML)」ではなく、英語版だと"Export Subsprictions"となっているので、ここを選択。そして、できあがった"export.opml"というエクスポート用のファイルをパソコンに保存。

そして、livedoor Readerのインポートで、ファィル選択し、"export.opml"を選び、アップロード。

タスクトレイに常駐させて使う更新通知用アプリもBloglinesと全く同じスタイル。

クリップ機能も使えるようだけど、僕ははてなブックマークを使っているので、これは使わないかな。

当分は、これを使ってブログを閲覧します。と、まあ、それだけの話ですわ。

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| 日記 | 10:40 | comments(0) | - |
2010WCを振り返る
今大会は冬の大会なので、面白い大会になりそう、と最初の記事で書きましたが、結果はどう感じたか。

やっぱり、サッカーは冬に限るっちゅうことです。選手が暑さでバテバテになり、プレーの質もスピードも落ちるような試合が無かった。それだけでも大満足。フランス大会から前回のドイツ大会までは、面白いと感じたことが無く、2006年大会は記憶からすっぽりと抜け落ちてさえいる。そのことが、備忘録として感想を書き残しておこうと思い立った理由です。

2014年のブラジル大会も冬の大会になるので、期待大。ただ、ブラジルの場合、北部は赤道も通っているので、そこでの対戦はやっぱり暑いんでしょうなあ。

良くなかった点は、ジャブラニ。あのボールのおかげで、フリーキックの面白さ、名キッカー達の凄みや大きなサイドチェンジなど、意表を突く正確なロングパスの技術を感じることが少なかったのは残念。

そして、ブブゼラ。あの楽器(?)の騒音のせいで、選手達の連係が大きく損なわれたのは、残念。中止にするとまた、人種差別だ、などとやっかいな問題に発展しかねないので、FIFAも我慢したんでしょうが。

今大会、最も魅力的に感じたチームは、チリ。勝ってる試合で、残り5分になっても時間稼ぎのパス回しなど一切しない。攻撃あるのみ、あの潔さは鮮烈だった。

日本サッカー協会は、ビエルサ監督を次期日本代表監督の候補の一人に挙げている、という記事が大会中、ネットの記事に載っていたけど、その後、どうなったのかなあ? 日本代表があんなサッカーをしてくれるならベスト8に行かなくてもいいよ(笑)。

2番目に魅力を感じたのはドイツ。エジルのテクニック、ミュラーのスピード。若い二人を中心に今までのドイツとは、全く違うサッカーで楽しませてくれた。美しい連係攻撃を見せてくれました。

そういえば、誤審。今大会も誤審がなければ、別のチームが優勝していた可能性もある。それもサッカーだ、と言ってしまえばそうかも知れないが。

アメリカがいずれ、世界一のサッカー大国になれば、軍事技術を転用して、審判ロボットを開発してくれないかな。

何たって、無人航空機、プレデターを飛ばして、アメリカ国内にいながら毎朝、基地に出勤し、モニター画面を見ながら午前中はアフガン攻撃、昼飯食って、午後はイラク攻撃。残業無しで、家族と夕食。まるでサラリーマン。

それだけの技術があるんだから審判ロボット位、簡単に作れるでしょ。プレデターについては、こちらのブログに書かれてますよ。僕も毎日のこの記事は読みました。

JUGEMテーマ:スポーツ
| サッカー | 09:15 | comments(0) | - |
2010WC  決勝 スペイン VS オランダ
スペインは中3日、オランダは中4日、優勝すれば両国とも初優勝。

試合開始直後からスペインは、ボール回しをするよりもがんがんと前に出て、ちょっと驚かされた。4分には、セットプレイからセルヒオ・ラモスの惜しいヘディング・シュート。GKが何とか弾く。

オランダは7分、スペインのDFラインの横パスのミス。ボールがカイトに渡り、シュートを打つが、しっかり当たらず。

その後、セルヒオ・ラモスが、ペナルティ・エリア内を深く切り裂き、角度の狭いところを自らシュート、あわやOGというDFのクリア。更に右からのクロスにゴール左側にいたビジャ、バックステップしながらも左足で合わせたがサイドネットへ。ここまではスペインの攻勢。

15分ぐらいになってから少し落ち着き、20分頃まではオランダのペース。22分には、早くも両チーム2枚ずつのイエローと、荒れ気味。その後はどっちつかずの試合運びに。

そして、デ・ヨング、競り合いのボールで、シャビ・アロンソに跳び蹴り、一発レッドでおかしくないシーン。これで、オランダは3枚目のイエロー。この試合、荒れなければいいが、と少し不安。

オランダは35分頃、ロッペンがドリブル突破。はね返されると、今度はスナイデルがドリブル突破し、CKを得る。ショートパスから、ゴール左側にいたマタイセンにパスが通るが、何と空振り。

前半終了間際までは、オランダのペースとなるが、得点できず。前半0-0で終了。

後半開始直後は、試合開始直後と同様、スペインが、中盤のパス回しを省略し、前へ前へ、という攻撃。48分、右サイドからのCK。ニアで、ヘッドで競り勝ったプジョルが、ファーに流し、カプテビラか゛フリーの状態でいたが、空振り。

スペインは、59分、ペドロに代え、ドリブラーのヘスス・ナバスを投入。オランダは61分、中盤の競り合いからスナイデルが倒れながら前線にスルーパス。ロッペンが抜け出し、GKと1対1になるが、ナイス・セーヴ。オランダ、ここまでで最大のチャンスを逃した。

後半になり、押され気味だったスペイン、ナバスが右サイドを突破し、クロス、DFに当たり、ビジャにボールが流れ、シュートを打つが、何とかクリアー。

70分、オランダは守備の貢献度も高いカイトに代えて、ドリブラーのエリアを投入。エリアのドリブル突破で、同じサイドのヘスス・ナバスの攻撃を封じよう、という狙いもあったと思いますが、オランダは最後まで、エリアを充分に活かしきれませんでした。

右サイドのロッベンばかりにボールが渡り、ロッベンも徹底的にドリブル突破しようという姿勢はあっぱれでしたが・・・。

スペインは、CKからセルヒオ・ラモスが、フリーな状態でヘディング・シュート。しかし、大きくクロスバーを越える。久々のビッグ・チャンスでした。

その後、しばらくはスペインのペースで、ペナルティ・エリア内にもパスが通るようになってきました。

70分頃だったか、ロッベンが中央をドリブルし、CB二人に囲まれながらも突破。GKと1対1になるが、ナイス・セーヴ。

76分、スペインは、シャビ・アロンソに代え、セスク・ファブレガスを投入。そして、後半も0−0で延長。

オランダは94分、イニエスタが、前線にスルーパス、しかし、ビジャが感じていなくて、GKに。ビジャが感じていれば決定的なチャンスでした。その後、すぐ、今度はイニエスタのスルーパスにセスク・ファブレガスが抜け出し、シュート、しかし、GKが左足で弾き出した。

延長に入ってからはイニエスタからゴール前にスルーパス、というシーンが多く見られるようになり、イニエスタをきちんとマークしないとやばい、と思いながら見ていました。

98分、スペインはセスクからイニエスタへスルーパス、ペナルティ・エリア内に進入するが、すぐに打たず、更にドリブルして、封じられてしまう。

99分、オランダはDMFのデ・ヨングに代えて、OMFのファン・デル・ファールトを投入。

100分、ビジャからのパスを受け、ヘスス・ナバスが右側からシュートを放つが、DFの足に当たり、CK。

104分、オランダは、ファン・ブロンクホルストをに代え、ブラーフハイトを投入。ここで3人目の交代終了。

スペインは延長後半、ビジャに代えて、不調のフェルナンド・トーレスを投入。スペインもこれで最後の交代。どっちが勝ってもいいからPK戦までは、行かないで欲しい、と祈る。

109分、スペインは、シャビからイニエスタに浮かしたボールが通り、ハイティンガがペナルティ・エリア外側で倒し、2枚目のイエローで退場。

115分、スナイデルのFKが、壁に当たり、CKと思いきや、何故かゴールキック。おいおいおい!!

その直後、ヘスス・ナバスがドリブル突破でチャンスを作り、ペナルティ・エリア外側中央にいたセスク・ファブレガスからペナルティ・エリア内右側にいたイニエスタにパス。前方にトラップして、浮いたボールを痛烈な低いボレー・シュート。ようやく点が入り、このまま1−0で終了。

オランダは、せっかく投入したエリアをもっと使って、彼のドリブル突破で、ヘスス・ナバスの攻撃を封じて欲しかった。それと、延長になってから、俄然フリーでボールを受けられるようになっていたイニエスタを封じられなかったことが痛かった。

オランダがひょっとしたら勝つかも・・・とも思っていたのですが、残念。

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| サッカー | 13:06 | comments(0) | - |
2010WC  準決勝2試合目 ドイツ VS スペイン
今朝もいつも通り、試合前の入場シーンや国歌斉唱、ハーフタイムの解説など、すべて早送りで、試合だけを観ましたが、今日は午前中は書く時間が無く、帰宅後、試合を観ながら書いたメモを読みながら、このブログ記事を書いてます。

ドイツはミュラーが、イエローの累積で出場停止、誰が出るんだろう、と思ってましたが、トロホフスキ(日テレではトロコウスキ)でした。スペインは、不調のフェルナンド・トーレスを外し、先発はペドロ。

10分頃までは完全にスペインのペース。13分、右サイドのCK。ショートパスから数本のパスを回し、右サイドからイニエスタの速いクロスにプジョルが頭で合わせるが、クロスバーの上に。

ドイツは22分、スペインのCKからの攻撃を防ぎ、カウンターで中盤まで行き、また美しい連携が見られるか、と思いましたが、ボールを奪われた。やはり、ミュラーがいないのは大きいのか、この試合は最後まで、今大会でドイツが見せて来た、美しい連携は見られませんでした。

31分、ドイツはトロホフスキが左足で、強烈なミドルシュート。ゴール右隅の低い弾道でしたが、GKはナイス・セーヴで、弾いてCKに逃げました。これが何とドイツ、初のシュートです。

ロスタイムは、右サイドにいたクローゼからパスを受け、ゴール正面からペナルティ・エリア内に進入したエジル。DFと交錯し、倒されたが、PKは取られず。若干、自ら倒れにいった風にも見えたので、もっとうまい倒れ方をしていたらなあ、と。

前半は両チーム無得点で終了。

62分、スペインはペナルティ・エリアの外側でボールを何度も回し、ペナルティ・エリア内のシャビ・アロンソから外側にいたペドロにパス、そしてゴール正面からのシュート。GKのナイス・セーヴ。いい体勢で打ったので入ったかと思いました。

62分頃だったか、左サイドからシャビ・アロンソが、ゴール前の右サイドにふわりと浮かし、そこに超攻撃的なRSB、僕も好きな選手のセルヒオ・ラモスが進入、ポドルスキがタックル。倒されたがPKなし。ここはPKになっていてもおかしくない場面でした。シャビ・アロンソとセルヒオ・ラモスの意思の疎通が抜群でした。

68分、ドイツは左サイドを崩し、途中出場のトニ・クロースが、ショート・バウンドのタイミングでクロスに合わせて蹴りこんだが、GKの正面でパンチングで封じられた。

73分、スペインはここまでは、CKではショート・パスを多用してきたが、ここは直接クロスを上げてきました。ピケとプジョルが競り合って、プジョルがピケの前で強烈なヘディングでゴール。プジョルが飛び込んでこなくてもピケに合ってました。ドイツ、ここはマークを完全に外してしまった。また、ショート・コーナーと思って、油断があったのかなあ。

75分頃だったか、ドイツはエジルが中盤から軽やかなドリブル、右サイドに走ったラームにパスしたり、スペインの守備陣を、エジルの個人技で打開し、何度かチャンスを作ろうとしますが、決定的なチャンスは作れず。

80分、ドイツはDMFのケディラを外し、FWのマリオ・ゴメスを投入、同時にスペインはビジャを外し、フェルナンド・トーレスを投入。

その直後、左サイドからグラウンダーのパスが、右サイドにフリーな状態でいたペドロに出た。ペドロがドリブルであがり、ペドロとトーレス、ドイツはフリードリヒ、とゴール前で2対1の状況。

でもペドロはトーレスにパスを出さず、結局自滅。もっと早く出していれば、トーレスが得点し、決勝に向けていい気分で臨めたトーレスだったかもしれません。

結局、1−0でスペインが勝利。残念ながらドイツは、この試合、今までの美しい攻撃は見せてくれませんでした。
スペインの方が圧倒的にチャンスを多く作っていたし、ようやくスペインらしい華麗なパス回しが出てきたし。

今大会、今までのイメージとは全く違ったドイツ代表のサッカー。2014年は、どういうサッカーを見せてくれるのか、楽しみです。

スペイン、まさかの優勝しちゃうのかな。でもオランダはツキがあるからな。

スペインとオランダの決勝ならば、いつも応援してる4つの国の一つ、オランダを応援します。

3位決定戦は、ウルグアイとドイツか。これは残念ながら地上波放送無し。失うものが無いだけに決勝よりも面白い、打ち合いの試合になるかもね。

JUGEMテーマ:スポーツ
| サッカー | 19:59 | comments(0) | - |
2010WC  準決勝1試合目 オランダ VS ウルグアイ
決勝に行けば、オランダは32年振り、ウルグアイは60年振りとのこと。昨日も書いたようにこの試合は、番狂わせがあるかも、と思いながら観ました。オランダ、本調子じゃないし。

オランダは、RSBにブラルスという聞き慣れない選手が入っていましたが、確認したらハリド・ブラルーズではないですか。ブラルスという表記はあまり見た記憶がない。

18分、オランダはキャプテンでLSBのファン・ブロンクホルストが、豪快なロングシュートを右ポストの内側に当たって入る先制。意表を突いた思い切りのあるシュートでした。

41分、ウルグアイはDFからフォルランにロングパス、フォルラン、パスコースを探すが、前が開いたので、左足を振り切った。親指の内側当たりで蹴ったのかな、軽く回転がかかり、GKが少しさわるがゴール。さすが左右どちらも蹴れるフォルランの決定力。

前半は1-1で折り返す。オランダは後半の最初からデ・ゼーウに代わって、攻撃的MFのファン・デル・ファールトを投入。

60分頃、オランダはウルグアイ陣内で、いい感じでボールを回しはじめるが、崩しきれなかった。65分、ウルグアイはペナルティ・エリア斜め外側の左サイドからFK。フォルランがゴール左隅に落ちるシュート。GKナイスセーブでコーナーに逃げました。

フォルランは、今大会観ていると、ジャブラニに最も愛された選手だと誰もが認めるんじゃないでしょうか?

67分、ペナルティ・エリア内でロングパスを受けたファン・ペルシが、ためを作り、入ってきたファン・デル・ファールトにパス、シュートするがGKのナイス・セーヴ。

70分、スナイデルが蹴ったシュートがDFに当たり、コースが変わり、更にファン・ペルシに当たって、コースが変わって、ゴールインで2−1。

でもリプレイを見ると、ペルシはオフサイドの位置にいた。ペルシに当たったかどうかは微妙だが、当たってないにせよ、プレイには完全に関与していたので、オフサイドの判定になって然るべき。

でも記録はスナイデルのゴール。オランダ、この試合もツキがあります。

73分、左サイドに張っていたカイトに中央のスナイデルからパスが出る。完全なフリーな状態で、カイトはゴール前に丁寧なクロスを上げ、ロッペンがヘディングでゴール左隅に決め、3−1。実に綺麗な展開でした。

2−1にされて、ウルグアイ、ちょっとスキができた時間帯のゴールで、これで終わったなと思いましたが、ウルグアイは粘ります。

ロスタイム、FKから、ペナルティ・エリアのすぐ斜め右側でパスを受けたペレイラが、左足でゴール左隅に流し込む。これで1点差。最後の最後まで、あわや同点かというシーンがありましたが、3−2で試合終了。

オランダの2点目のゴールが、オフサイドになっていたら、どっちが勝ったか分からない試合でした。

オランダ、決勝のドイツ戦(まだ決まってないけど)でも、審判を味方に付けるのでしょうか?

明日はドイツとスペインですね。この試合は間違いなく、ドイツが勝つと思ってます。

それにしてもオランダは、不調のワン・トップ、ファン・ペルシを代えないね。

JUGEMテーマ:スポーツ
| サッカー | 11:27 | comments(0) | - |
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