"Lively Up Youeself"では、シャッフル・ビート。"Them Belly Full"では、ラテン、ソロでは、特にasのソロが絶品。"Natty Dread"では、ニューオーリンズ・ファンク。"So Jah Seh"は、ハンターとアルメンドーラも所属するバンド、T.J. Kirkそのもののサウンド。こういったファンク系を叩かせたらアメンドラは最高ですね。
"Bend Down Low"は、速い4ビートのアレンジ。tsとasの8小節交換のソロがかっこいい。"Talkin Blues"は、またしても、ニュー・オーリンズ系のセカンド・ライン。
"Rebel Music"は、ハンターのオルガンのような音色で、ゆったりとしたソロが気持ちいい。"No Woman, No Cry"のイントロは、浮遊感に溢れ、かつカントリー・フレーバー漂うギターで、ビルフリを連想させますが、実はテネシー・ワルツのテーマが演奏される意外性。
ラストの"Revolution"。僕はアルバム中、一番好き。この曲は、3拍子のワルツ・タイムで演奏されますが、asのソロが良く、ハンターもここでは、ギターそのものの音色でソロを弾きます。端正な仕上がりですが、なぜか僕にはクゥーッと来てしまう、泣ける曲。サンプルはやCD Universeで聴けます。
Kenny Brooks(ts)
Calder Spanier(as)
Charlie Hunter(g)
Scott Amendola(ds)