今夜は久しぶりに、たっぷりと時間が取れたので、3枚のアルバムを聴きました。
まずは、トランペッター、
デイヴ・ダグラスのアルバム、"
Charms of the Night Sky"、Winter & Winterからリリースの'98年物。
Dave Douglas(tp), Guy Klucevsek(accord), Mark Feldman(vln), Greg Cohen(a-b)の4人。変な人達が集えば、変な音楽が産まれる(笑)。ジャズと呼ばなくてもいい音楽。チャーリー・ヘイデンに捧げてる曲があり、ハンコックの、「処女航海」に入っていた美しい曲、"Little One"を取り上げてます。
最初から、風変わりな音楽で気分良くなったんで、次は、何を聴こうか、と迷ったけど、特に好きなミュージシャンの一人、
ルイ・スクラヴィスの"
Chine"を選択。彼のアルバムにしては、シリアス色が薄く、遊び心を感じさせる作品。ただ収録時間は40分未満という短さ。1988年、IDA Recordsからのリリース。現在、このアルバムは、"Chamber Music"とセットで、2枚組として出されているようですね。ただ、ジャケは、Chine単独の
ギ・ル・ケレックの写真が断然いい。
メンバーは、Louis Sclavis(bcl,cl,ss), Francois Raulin(p,synth,perc), Bruno Chevillon(a-b), Christian Ville(ds,perc), Dominique Pifarely(vln)
3枚目、締めのアルバムは何を聴こうか、ブラジル、いや、アフリカにしようか、と思いつつ、流れ重視で同じく特に好きなミュージシャンの一人、
ミシェル・ポルタルに決定。選んだアルバムは、Label Bleuから1998年リリースの"
Dockings"。仏米独セルビアの多国籍軍によるアルバム。タイトルは、そういう意味かな?
Michel Portal(cl,bcl,bandoneon,as), Joey Baron(ds), Steve Swallow(e-b), Markus Stockhausen(tp), Bruno Chevillon(a-b), Bojan Zulfikarpasic(p)
ちゅうわけで、久しぶりに移動中のipodでなく、オーディオ・システムで、スピーカーから出る音楽を堪能し、大満足の夜でした。