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本日聴いたCD
今日は19時過ぎから3枚のCDを聴きました。

まずは、'87年リリースのDave Holland Quintet / The Razor's Edge
サンプルはここで全曲聴けます。

そして、'99年のNana Vasconcelos / Contaminacao ヴィニシウス・カントゥアリアがギター、打楽器、キーボード、歌で参加しています。かなり好きなアルバム。サンプルはここで全曲聴けますよ。外国のサイトで、ラルフ・タウナーが参加したアルバムとして紹介されているところもありますが、間違いです。

そして、ラストは、'91年リリース。Salt/844。これは早川岳晴(e-b,a-b,cello,bipa)、石渡明廣(e-g)、藤井信雄(ds)のトリオ、素晴らしいメンバーによるジャズ・ロック色の濃い素晴らしいアルバム。

で、下の動画は、デイヴ・ホランドの"The Razor's Edge"に入っている曲で、一番好きな曲、スティーヴ・コールマン作曲の"Wights Waits for Weights"。言葉遊びのようなタイトルも好きだけど。

ホランドの演奏はなかったけど、少年達の演奏があったので、貼ってみました。危うい箇所もありますけど。


| 音楽 | 23:38 | comments(0) | - |
日本が強かったのか? カタールが弱かったのか?
深夜の放送だったので、録画して、朝6時に起きて観たのですが、どうせ試合始まるのは20分後位でしょ、とばかりに早送り、早送り、なんと開始は40分以上後でした。

あれほど強い、強い、と言われていたカタール、日本は勝ったことがないと言われていたカタール。

シリアとの親善試合を観て、こんな弱いチームじゃ、仮想カタールとしては、相応しくないんじゃないの? と思ったものだが、勝って気分良く乗り込めたのかなあ。

早く、やべっちFCの堀池さんの解説を聞いてみたいですよ。


| サッカー | 09:53 | comments(3) | - |
「さすらい」 ヴィム・ヴェンダース監督 '75年のロード・ムービー
主人公は二人のおっさん。トラックに機材を積み込んで、田舎町の映画館を転々と移動する、「流しの映画技師(?)」、ブルーノ(リューディガー・フォーグラ)。こういう職業が実際、'70年代のドイツにはあったのだろうか?

トラックを川辺に停めて、休憩中、猛スピードで、一直線に川に向かって走ってくるフォルクス・ワーゲン。そのまま、川にドボン。自殺か、と思いきや、カバンとジャケットだけを持って、岸に上がってくるロベルト(ハンス・ツィッシュラー)。

そこから二人の珍道中、というよりものんびり、だらだらした時間が流れていきます。全く会話もなく、数時間後なのか、ようやく自己紹介をする二人。

時折、設備のメンテナンスがひどい映画館で、プロ意識、職人気質を感じさせる一面も見せるものの、基本的には、お気楽な稼業、流されるままに生きているといった雰囲気のブルーノ。

ロベルトは、妻と別れたものの、電話を見かける度にダイヤルを回し、でも話をする前に切っている感じで、毅然としていない。途中、ブルーノと別れ、父を訪ねるのですが、かなりの確執がある様子。

その後、ブルーノは、ロベルトと共に生家を訪ねるのですが、見るも無惨な廃墟と化していて・・・。

3時間という長さのため、途中で飽きるかな、と思いましたが、意外にも独特なテンポと、ブルーノの飄々としたところとロベルトの神経質なところの対比、あとは音楽がよかったところ、モノクロ映像のかっこよさ等のためか、飽きることなく、観られた。

監督の映画に対する思いが、登場人物達の言葉を通して語られているような気がしました。

後半、二人は互いの本音に迫るような発言をし、少し、取っ組み合いになったりもしますが、翌朝、「変化することは必然だ」と書き置きを残し、去っていくロベルト。

ロベルトは電車に乗って、どこかに向かいますが、空いているにもかかわらず、ボックス席の進行方向とは逆に座っています。これは相変わらず、過去を引きずろうとしている彼の性格の暗喩なのか?

一方、ブルーノは、とある映画館の女性支配人の、最近の映画に対する絶望的な思いを聞き、今後の巡回予定表を破ってしまう。

原題は、IM LAUF DER ZEITということですが、僕はドイツ語はちんぷんかんぷんです。アメリカでは、KING OF THE ROADというタイトルらしいですが、邦題の「さすらい」が最高に好きですね。邦題の方が好き、と感じるのは極めて珍しいことで、奇跡に近いことですね(笑)。

さすらい
| 映画 | 11:54 | comments(0) | - |
「Jazz Seen カメラが聴いたジャズ」 写真家ウィリアム・クラクストン
2001年の映画。これ、観たかも知れないなぁ、と思いつつ、借りましたが、お初でした。ウィリアム・クラクストンと聞いてもピンと来なかったのですが、ああ、色々なジャズのアルバム・ジャケットも撮っているんですね。

ソニー・ロリンズが西海岸に赴き、レイ・ブラウン、シェリー・マンと組んだピアノレス・トリオの傑作、"Way Out West"。このアルバム、僕も大好きで、ユーモア溢れたジャケット写真も大好きなのですが、クラクストンの話が笑った。

ロリンズの西海岸風で、といった要求に応え、砂漠、カウボーイといったイメージで撮ったそうですが、東海岸に帰ったら他のミュージシャンから、「あんな格好して。みっともないぞ。」と言われ、ロリンズ君、落ち込んだそうですわ。


Way Out West


奥さんのペギー・モフィットという人も出演し、誰?、女優?、歌手?と思っていたら往年のトップモデルだそうで、彼女を撮った写真、何枚かどこかで見ていた記憶がありました。おそらく、ジャズや映画、ポップ・アートなどに興味を持っている多くの人が見ていると思います。

他にも多くの人がクラクストンの写真について語るのですが、ラス・フリーマン(ギタリストではなく、昔のピアニストの方)がインタヴューに登場し、チャーリー・パーカーがやっていることは、すべて正しいと思い、誰もがヘロインに手を出したと語り、俳優のデニス・ホッパーは、生のジャズを聴くより、クラクストンの写真に興奮したと語る。

日本でも'70年代に有名になったんだっけなぁ?な写真家ヘルムート・ニュートンとクラクストンの対談では、対象物(ニュートンは女性)に対するアプローチの仕方の違いについて話していて、なかなか面白かった。

フリーマンもニュートンも既に故人で、そしてクラクストンも昨年10月に亡くなっていたんですね。いつも読んでいる横井一江のブログ【音楽のながいしっぽ】この記事でも紹介されていました。

JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ
| 音楽 | 16:14 | comments(0) | - |
「ブラック・ブック」 ポール・バーホーベン監督
ポール・バーホーベン監督の2006年映画。彼が23年ぶりにオランダに戻って作った映画だそうな。

舞台は第二次世界大戦中、ナチスの占領下にあったオランダ。史実に基づいて作られた映画とのことで、これまで英雄視されていたレジスタンスの、別の裏側の顔を描いたことで、オランダ国民には衝撃を与えた映画だったようです。

主人公は、カリス・ファン・ハウテンという美人女優。彼女が演じるラヘルとうユダヤ人が、オランダ人のレジスタンス達と共に、ユダヤ人達を逃がしたり、収容されているユダヤ人とレジスタンス達を脱走させようと奔走するのですが・・・。

そこで、様々な人間模様が。登場人物、各々の個性がきっちりと描かれ、丁寧で緻密な構成、そして、味方と思っていた人物が敵であったり、ナチスの大尉が、実は誰が見ても好人物であったり、と最後まで誰が最大のワルなのか、分からなく、かなり面白かったです。

あらすじは、ここがいいかも

ブラックブック
| 映画 | 10:24 | comments(0) | - |
「サラエボの花」 ボスニア・ヘルツェゴビナの映画 2006年
いかにも女性監督が撮った映画といった感じ。1974年、サラエボ生まれのヤスミラ・ジュバニッチという人だそうです。

原題はGrbavica(グルバヴィッツァ)。サラエボの一地区の名前だそうですが、そこに住む母と娘が主人公。

母エスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)は、エミール・クストリッツアの映画にも出ているそうで、僕の観た映画にも出演してました。だけど記憶になかったなあ、「ライフ・イズ・ミラクル」などはDVDも持っているので、そのうち観てみよう。

おてんばな娘サラ役のルナ・ミヨヴィッチは、1991年生まれ、ということなので、この映画が撮影された時点では、14〜15歳。デビュー作だそうですが、すごくピュアでキュートですね。今後が楽しみです。

リュック・ベッソン監督の「レオン」で、マチルダ役をやったナタリー・ポートマンのようにいい女優に育って欲しいものです。

映画は、戦争で悲惨な体験をした女性達の集団セラピーの場面から始まるのですが、母エスマは、自らの体験を語ろうとはしません。そして、観ているうち、何らかの男性に対してのトラウマがあるんだな、と次第に分かってくるのです。

娘のサラは、エスマから父親は、シャヒード(殉教者)だと聞かされて育っていましたが、詳しいことは全く知らず。もうすぐ楽しみなクラス旅行、シャヒードならば、証明書があれば、旅行の費用は免除されるのですが、母に催促してもなかなか証明書をもらって来ようとしない。

エスマは、サラの旅行の費用を稼ぐため、ナイトクラブで働くのですが、そんな折、サラの「本当の父親」を聞き出そうとする強引さに思わず、言ってはならない真実を。

サラはショックで断髪し、エスマは集団セラピーで、自分の心に閉じこめていた思いを吐露します。

エスマとサラの背負ったものは重いけど、最後はサラもエスマも前向きに生きて行こうとする姿勢が感じられます。なかなかいい映画でありました。邦題も珍しくいいですね。

あらすじはこのサイトがいいでしょうか。

監督のインタヴューもありました。

サラエボの花
| 映画 | 23:00 | comments(0) | - |
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