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懐かしのイカ天
そういえば、昨日は「イカ天」をやっていたので、思わず、見てしまいました。リアルタイムで毎週、楽しみにしていたけど、あれほど凄い社会現象になっていたとは、全く知らなかった。忘れていただけかも知れないけど。

でも三宅裕司相原勇の二人も驚いてました。あれほど、すごいことになっているとは知らなかった、と。それには、こっちがびっくり。

当時、出ていたバンドで、特に好きだったのは、フライング・キッズ宮尾すすむと日本の社長。双方ともファンク・ビートが最高でした。

でもマルコシアス・バンプもかっこよかった。特に三宅に沢田研二を意識して、「コマワリ君」になってしまう奴も珍しいと笑われていたベースの人、すごいドライヴ感に驚かされた。しかも両手に白い手袋で弾いている。

調べたらマルコシアス・バンプ解散後、ジャズ系も含め、多方面で活躍してるんですね。佐藤研二公式サイトで確認できます。機会があれば、一度、ライブを観たいものです。

| 日記 | 20:33 | comments(0) | - |
KPFKのPodcast、Ukulele Spotlightに日本のバンドが出演
今日は、家で5時間ほど仕事しました。今年、最後の仕事です。正月は山で迎える予定でしたが、天候が悪そうなので残念ながら中止。明日は奥多摩に日帰りで行く予定。

確か以前も書いたことがあるけど、登録しているpodcastの一つで、カリフォルニアのFM局、KPFKのUkulele Spotlightっちゅうのがあります。

僕が聴き始めてからは、初めて日本のバンドが出演しました。その名は、Sweet Hollywaiians。2002年頃結成。1920〜40年代のスウィング、ハワイアン、カリプソを独自の視点で表現する、酒場の音楽愛好家集団とのこと。

彼ら、Sweet Stringsというバンド名でもあるらしく、公式サイトはこのバンド名で作っています。

今年出したアルバムがきっかけで出演したもよう。スティール・ギターが最高です。You Tubeにも最新アルバム、Hula Girlのタイトル曲がアップされてました。

名前すら知らなかったけど、CDを聴いてみたいな、と思いました。



| 音楽 | 17:40 | comments(0) | - |
Paul Chambers / Bass on Top ベース弾いてるというより、ノコギリ引いてるような(笑)。
ポール・チェンバースの有名盤。これも元々レコードで持っていて、今ではMDでしか聴けない。かなり古い時代のレコードだったと思う。なぜならポール・チェイムバースと表記されていたから。盤も厚くて重かった記憶が・・・。解説は元ベーシスト、故本多俊夫氏だったのも覚えている。本多俊之の父上ですね。

ギギギッギッ、ギーコッ、ギーコッ、というチェンバースの弓弾き、いやあ、もう聴く度に笑ってしまうのですよ。そして、アルコでもピチカートでもとにかく分かりやすいソロが特徴。ジャズの歌手が、シャバドゥビ、ダッ、ドゥワドゥバなどとスキャットしてるのをそのままベースに置き換えたような感じです。

でもこのアルバム、'50年代のジャズの中では、たぶんベスト10(もしかしたらベスト5)に入るぐらい良く聴いていたアルバムと思う。ちなみに'50年代ジャズで一番聴いたのは、マイルスの"Kind of Blue"のB面です。これはもう、間違いない。

1曲目、"Yesterdays"は、テーマ部からアルコ弾きで、ギーコギーコやらかして、もう、独壇場、他のメンバーはソロも無し。あとは5曲目の"Theme"が、アルコで、ギーコギーコとやっております。

また、ソロは全曲、チェンバースがトップバッターというのも徹底していて良いです。ドラムは'50年代ジャズでは大好きなドラマーのアート・テイラー。彼はソロはなく、5曲目の"Theme"で、チェンバースとの4ヴァースがあるのみ。

このチェンバースの汚い音と泥臭いフレーズ、そこに端正極まりないハンク・ジョーンズのピアノ、クールで洗練された粋なケニー・バレルのギターという組み合わせが最高なのです。特に本作のケニー・バレルと来たらもう、全曲、最高。素晴らしすぎる。

Paul Chambers(b)
Hank Jones(p)
Kenny Burrell(g)
Art Taylor(ds)


Paul Chambers - Bass On Top (2007 Rudy Van Gelder Edition) [Remastered]
でもサンプルが聴けます。

ベース・オン・トップ
| 音楽 | 19:32 | comments(0) | - |
冬はコイツが、かかせねぇ
乾燥肌なもんで。唇には近江兄弟社のメンターム・リップ・クリーム。外出するときは、必ず、手にはハンド・クリーム代わりにこれ、ロート製薬のメンソレータムADを塗る。ハンド・クリームとして塗っても手を洗ったときにベトベト、ヌルヌル感がないからね。

夜は、必ず腰回りから足、腕、背中とほぼ体中、塗らないとかゆくてたまらんざんす。メンソレータムADが一番好きです。夏は、虫に刺されたり、植物にかぶれて塗っても効くしね。



| 日記 | 00:18 | comments(0) | - |
John Abercrombie / Arcade 織物を紡いでいくような繊細な美しさ
只今、「レコード全部売り払って、MDに落としたアルバムも聴かなあきまへんなぁ」キャンペーンを実施中です。ちゅうわけで、1979年リリースの本作も久しぶりに聴きました。当時の日本盤は、「マジカル・フィンガー」という邦題が付けられていたと記憶してます。

ジョンアバことジョン・アバークロンビー。'70〜'80年代は、本当に好きなギタリストの一人だったのですが、いつのまにか興味を失い、最近はどんなアルバムを出しているのかも全く知らず。

本作は、彼のリーダー・アルバムの中では、最もよく聴いたアルバムです。メンバー同士がお互いに煽って、盛り上げるタイプの演奏ではなく、メンバー全員で、一つの織物を紡いでいくような、繊細で緊密感に溢れた美しいアルバムです。

1曲目、"Arcade"。イントロから魅了されてしまいます。ベーシストが作りそうなリズミカルなテーマを持った曲。まるで、ダイヤモンド・ダストを見ているようなきらめきを感じさせるジョンアバのギターが美しい。

"Nightlake"のバイラークの美しいソロ。短いがムラーツのソロが光る"Paramour"。アルバム中、最も美しい曲だと思う"Neptune"は、最初、ムラーツが弓弾きで主旋律を弾き、後半はジョンアバに交代。テーマ部だけ聴いていても美しい。

そして、"Alchemy"は、ピアノの独奏から始まり、ここでもムラーツのアルコがいい感じ。ピアノソロから徐々にじわじわと盛り上がり、ムラーツ、ドナルドのインタープレイも最高です。そして、最後はまた静かになっていく幻想的な美しい曲で、僕は本作中、最も好きな曲です。この曲と"Neptune"が特に美しい曲かな。

ジョンアバも本作では、ディストーション・サウンドは出さず、繊細な音色を貫いています。ジョージ・ムラーツの深く柔らかい音色、ピーター・ドナルドの叩きすぎない音量も素晴らしいアルバムに仕上がっている要因になっていると思います。

そういえば、このアルバム、同じECMからのアルバムで言えば、パット・メセニーのNew Chautauquaに似た臭いを感じるんですよね。そういや、リリース年も同じだ。

このアルバム、今はCDも出ているんですね。ヤフオクで900円くらいで出品されていたら買いたいな、と思いました。元々、持っていたレコードが結構、ノイズが多かったのでいい音で聴きたいです。

サンプルはここで全曲、聴けます。曲目の左のCDのマークをクリックすれば、別のボックスが開きます。

John Abercrombie(g,mandolin,e-mandolin)
Richie Beirach(p)
George Mraz(b)
Peter Donald(ds)


アーケイド
| 音楽 | 23:20 | comments(0) | - |
アキ・カウリスマキ監督   「街のあかり」
「街のあかり」公式サイトによると、アキ・カウリスマキ監督の「浮き雲」、「過去のない男」に続く、敗者三部作(監督自身もそう呼んでるのかいな?)の最終章とのことです。失業がテーマの「浮き雲」、ホームレスがテーマの「過去のない男」も観てますが、後者の方がより好きかなあ。

今回は孤独がテーマということですが、それにしても圧倒的な孤独ですね。相変わらず、正面からのショットの能面のような無表情、徹底した寡黙、淡々としたストーリーというのが、ハリウッド映画とは全く異質の世界。僕も初めてこの監督の映画を観たときは、カルチャー・ショックを覚えました。

天涯孤独の夜間警備員、コイスティネン。ある日、見知らぬ女が、休憩している彼の前に座ったことで、デートすることになる。逆ナンかよ?と思ったらそれは、マフィアのボスの愛人ミルヤだったのです。

バーで偶然見かけたコイスティネンに目を付け、狙っていたのです。ある夜、警備中のコイスティネンに近づいたミルヤ、一緒に回りたいというので、コイスティネン、規則を破り、二人で巡回。宝石店の暗証番号、ミルヤに見られ邦題。警戒心ゼロ。素朴すぎる男、コイスティネン。

で、コーヒーに睡眠薬入れられ、鍵を奪われ、宝石泥棒の疑いで、ムショ暮らし。ミルヤが犯人と知りつつも惚れてる弱みか、何も言わず。

出所後、レストランの皿洗いの職を得るが、たまたま店に来ていたミルヤを見かけ、しかも隣にはマフィアのボスが。すべてを知ったコイスティネンですが、ボスにムショ帰りをちくられ、即刻、解雇。

出所してから暮らしている簡易宿泊施設に戻り、コーヒー・カップの底で、ナイフを研ぐコイスティネン。ボスが店から出てきたところを狙うが、逆に用心棒に袋叩きにあい、海岸へ放置。

コイスティネンを発見した黒人の少年に連れてこられた、ただ一人、コイスティネンに思いを寄せるソーセージ屋のアイラ。最後は、アイラの気持ちを素直に受け入れた感じで終わります。

天涯孤独ではあるが、自分の置かれた状況を淡々と飄々と漂いながら、決して夢と希望だけは失わないコイスティネンに強さを感じました。彼の辞書には、「しょうがない」とか「どうせ〜だから」という言葉は無いでしょう。

コイスティネンを演じるヤンネ・インスティアン、ちょっと黒田アーサーを思わせる顔立ち、と思ったのは僕だけでしょうか?

また、カウリスマキ監督の映画に初出演というミルヤ役のマリア・ヤルヴェンヘルミとアイラ役のマリア・ヘイスカネンは、もう何年も監督の映画に出演しているかのように見事にフィットしていて、これも驚きでした。

カウリスマキの映画にはお馴染みのカティ・オウティネンは、今回は端役。ムショ帰りのコイスティネンを睨み付けるスーパーのレジのおばはん役。恐かった冷や汗

街のあかり

| 映画 | 14:03 | comments(0) | - |
「フォーン・ブース」 コリン・ファレル フォレスト・ウィテカー他 
2002年の映画。原題も同じ、"Phone Booth"。電話ボックスのことですね。見栄っ張りで、ウソで塗り固めた生活をしている自称、一流の宣伝マン、ステュ(コリン・ファレル)。携帯で電話をすると請求書で妻ケリー(ラダ・ミッチェル)にばれるため、いつもの電話ボックスから電話。相手は、フ××クしたいと思っている田舎から出てきた新人女優のパム(ケイティ・ホームズ)

電話を切った後、電話ボックスの電話が鳴り、受話器を取るステュ。ここから地獄の80分が始まる。

相手は、電話ボックスに盗聴器を仕掛け、毎日、どこかのビルの窓から電話ボックスに入る人間を観察し、誠実でない人間に制裁を加えているゆがんだ正義感の持ち主。双眼鏡で覗いていると思っているステュだっが、ステュのスーツには、レーザー・ライフルの赤いポイントが・・・。

電話を切ったら殺される。ボックスを出たら殺される。

やがて、長電話にいらだった娼婦たちと小競り合い、そして、用心棒の男がバットでボックスのガラスを叩き割り、ステュを引きずり出そうとすると、その電話相手のスナイパー、殺っちゃいました、用心棒のレオンを一発で。

当然、娼婦らは、ステュが犯人だと騒ぎだし、やがてパトカーや狙撃隊、報道カメラなども集まり、全国に生中継。

レイミー警部(フォレスト・ウィテカー)が、ステュを説得しようとするも、スナイパーは、本名を言うな、本当のことを言うな、とレイミーの殺害もほのめかしながらステュをじわじわと追い込んでいく。

やがて、ニュースを観た妻ケリーやパムも現れ、スナイパーにとっては、標的が増えたことになり、ますますステュを追い込んでいく。そして、群衆やテレビカメラの前で、これまでの悪行を告白しろ、と。

利益関係のない人間には冷たかったこと、給料を払うと言いながらも若い者にタダ働きをさせていたこと、独身だと偽り、パムに接近していたこと等々。最初はスナイパーの命令で告白していたはずが、徐々に自分の駄目さ加減、いい加減さ、ウソっぽさに反省する気持ちが芽生えてきたようで、延々と続く独白は、思わずグッと来るものがありました。このシーンは感動したなぁ。

圧倒的な緊迫感。様々な意外性を持った仕掛け。コリン・ファレルの演技も最高で、自分の中では超傑作映画と思いました。

結末はどうなるかは書きませんが、スナイパーの正体は、最後の最後で、ようやく分かります。誰、と思ったらおおっ、キ****・*****ドでした。

監督のジョエル・シュマッカーは、この映画を何と10日間で、撮影したというのも驚きでした。時系列的に撮ったので、エキストラ達の反応もリアルで、面白かったそうです。

フォーン・ブース公式サイトもまだ、ありました。

フォーン・ブース [DVD]
| 映画 | 23:08 | comments(0) | - |
オタール・イオセリアーニ監督  「月曜日に乾杯」 
2002年、フランス−イタリア合作の映画。オタール・イオセリアーニという監督、名匠だそうですね。初めて知りました。グルジア出身とのことですが、特典映像の監督のインタヴューでは、グルジアでは、ゲオルギアと発音するそうです。英語では、Georgiaと表記されるようで、英語読みだとジョージアですな(笑)。

この監督、元来、俳優でない人を使うのが好きらしいです。本作も主人公ヴァンサン役のジャック・ビドウは、本職は映画・テレビのプロデューサーで、映画初出演とのことだし、ヴァンサンの友人で、女装してバーのトイレ番(そんな仕事が実際あるのか?)として勤めるマニュ・ド・ショヴィニは、名美術監督とのこと。

そして、監督もイタリアの侯爵役で登場。しかもここは、最大の笑いどころ。個性的な人々が結構出てくるのですが、意外にドタバタにはならない。ですが、監督本人の出演シーンは、クスクス笑いでなく、大笑いを狙いに行ってます。

何となく、エミール・クストリッツァ、アキ・カウリスマキ、ジム・ジャームッシュ達の感覚に近いものを感じました。

本来は好きなタイプの映画のような気がする。だけど、自分の中で、映画日和では無かったのかもしれない。観るタイミングが悪かったんだと思います。

「月曜日に乾杯」公式サイトもまだ、ありました。これを機会にこの監督の映画、また観てみようと思います。

月曜日に乾杯! [DVD]


| 映画 | 00:03 | comments(0) | - |
ジム・ジャームッシュ 「ブロークン・フラワーズ」 ビル・マーレイ ジェフリー・ライト
2005年の映画。コンピューター関係のビジネスで大成功を収めた、ドン(ビル・マーレイ)だが、同居していた愛人、シェリー(ジュリー・デルピー)に逃げられてしまう。

そんなある日、届いた差出人不明の手紙。ドンの昔の恋人で、別れた後、妊娠に気づき、子供を産んだ、とのこと。彼は19歳になり、今は、おそらく父親探しの旅に出かけているはず、という内容。

隣人のウィンストン(ジェフリー・ライト)に手紙を見せると、まるで名探偵のような素振りで、その女性を捜し出そう、と提案する。全く興味なさそうなポーカー・フェイスを見せるドンだが、家に戻ると、ウィンストンに言われた通り、その当時、付き合っていたと思われる女性のリストを作成。

このウィンストンとビルとのやりとりが、まあ、笑いどころでありますね。ウィンストンは、お前は、探偵が本職かよ、と突っ込みを入れたくなるような手際で、ビルからもらったリストの女性の現住所を調べ、そのうち、一人は既に故人となっていることも突き止め、航空チケットやレンタカー、宿の手配までしている。

そこでもまた、「俺は行かない」と言いつつも、旅立ってしまうドン。ミステリー絡みのロード・ムービーの始まりです。

そのかつての恋人達は、シャロン・ストーン、ジェシカ・ラング等が演じています。結局、ビルの子を産んだ、という女性は誰なのか、それとも見つからないのか? 

ドンは、子供が自分を探しに来るかも知れない、という思いに囚われてしまい、青年を見る度に自分の子供ではないか、と思ってしまう。

前半のウィンストンとのやりとりでは、面白かったが、相変わらずの無表情なポーカー・フェイスの演技に終始するビル・マーレイの演技。毎度お馴染みのワン・パターンで正直、飽きた。やっぱり、この俳優は好きになれないなあ、とつくづく感じた一作。

以前、このブログでも書いたジャームッシュのコーヒー&シガレッツでもビル・マーレイについては触れなかったし。

ジェフリー・ライトが、すごく良かっただけに惜しい。あと、音楽が良かったです。エチオピアのジャズなのかなあ。ちょっとスカタライツ風だったりもしました。

ブロークンフラワーズ
| 映画 | 00:25 | comments(0) | - |
John Scofield / Shinola  '81年 ドイツでのライブ盤
めちゃくちゃ久しぶりに聴いたアルバム。最近、CDの感想も全く書いてないので、そろそろ書こうかな、と。

ジョン・スコフィールドの'81年、12月、ドイツはミュンヘンでのライブ盤。僕の持っているCDは、Enjaから'87年のリリース、西ドイツ盤。

'90年代の来日では、ピットインで公演した翌年は、ブルー・ノート公演と交互にしていた記憶があります。僕はジョンスコは、ピットインで4〜5回観てます。あと、パルコ・スペース・part3で一度観てますね。デニチェンとミッチェル・フォアマンがいたBlue Matterの頃です。

本作は、2曲目の"Yawn"が渋い曲ながらかなり好きです。3曲目は、唯一、ジョンスコ以外の曲、"Dr. Jackle"、そう、ジャッキー・マクリーンの曲です。マクリーンは、僕がジャズを聴き始めてからの最初のアイドルです。この曲では、ロック的なハード・ドライヴィングなギターを聴かせます。

エレベをアコベのように弾くことで知られるスティーヴ・スワローのベースもかなり変態で、ジョンスコのフレーズに絡みつくようなベース・ラインも魅力的です。5曲目の"Rags to Riches"なんて、特に素晴らしい。

変態ギタリストと呼ばれていた頃のジョンスコのアルバムなので、聴きやすいとは言えません。うねうねくねくねしたフレーズなので、好き嫌いは、はっきり分かれるのではないかと思いますが、ジョンスコの初期の傑作の1枚であることは間違いないでしょう。

ラストの"Shinola"は、ドラムもジンジャー・ベーカーのようにドコドコ叩き、ベースはファズ・トーンで、まるで、あのクリームの演奏のように激しく盛り上がります。

John Scofield(g)
Steve Swallow(e-b)
Adam Nussbaum(ds)

John Scofield - Shinola
にもありました。
| 音楽 | 17:14 | comments(0) | - |
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