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Clara Moreno & Celso Fonseca   "Ela Vai Pro Mar"  ビデオ・クリップ
You Tubeを覗いていたら、ジョイスとネルソン・アンジェロの娘、クララ・モレーノの昨年リリースの4枚目のアルバムのビデオ・クリップ発見。セルソ・フォンセカもギターと歌で参加。

クララ・モレーノは、アルバム2枚持っています。打ち込みもかなりあり、にぎやかなサウンドですが、プロデュースがいいためか、安っぽいサウンドにならず、根っこにはしっかりとしたサンバ、ボサが根付いていて、かなり好きなのですが、この曲の入っているアルバム、Meu Samba Tortoは、未聴です。本作は、これまでとは違い、電子楽器を排したシンプルな構成らしいですが、個人的には大傑作と思っている前作、Morena Bossa Nova路線でもう1枚作ってからでもよかったのでは、とも思います。

| 音楽 | 21:54 | comments(2) | - |
Hijas del Sol / Kchaba  赤道ギニア 太陽の娘たち 3rdアルバム
久々にアフリカ音楽ネタ。赤道ギニア共和国のHijas del Sol(英語でDaughters of the Sun)。2000年、リリースの彼女たちの3枚目のアルバム。フェラ・クティと彼の音楽、アフロ・ビートに捧げられたアルバムです。

5曲目、"Grito Libre"は、まさにアフロ・ビートといった曲調。3曲目の"El Viajero"は、SoukousとかZairean Rumba(日本で言うリンガラ音楽)と呼ばれるノリに近く大盛り上がり。7曲目の""Sibollo"もSoukousの香りを感じるなあ、と思いつつ聴いていると、後半のドラムス、ギターはもろにSoukousで、のりのりです。

ア・カペラから始まる4曲目は、スティール・パン、マリンバを使い、カリプソを意識した曲調、6曲目の"La Princesa Perdida"は、バリバリの打ち込みで、ターンテーブルもキュイン、キュインとしてますが、メロディ・ラインが美しく、甘酸っぱくセンチメンタルで、魅力的な曲です。8曲目の"E Ria e Nta"は、楽器なしで、全編、ア・カペラで通し、10曲目は、アコーディオンで始まり、明るい曲が多い中、マイナーな曲調。

曲は、ほとんど二人で書いているようですが、どの曲をとっても非常に凝っていて、丁寧に作られ、変化にも富んでいるので、飽きさせません。まあ、これは、Alberto Gambino(kb)という、マフィアのような名前(ガンビーノ一家ってねありましたよね)、この人のプロデュースに依るものかもしれませんが・・・。

バックのミュージシャンたちは、知らない人たちですが、David Owano(b,g)とAlex Ikot(ds,perc,slam)のリズム隊は素晴らしいです。

僕の持っているのは、ドイツのIntuition盤ですが、オリジナルはスペインのNubenegraからのリリースです。Nubenegraのここで全曲、サンプルが聴けます。

本作収録の曲ではなく、1st,2ndにも未収録の曲ですが、ビデオ・クリップがありました。

Kchaba
| 音楽 | 00:07 | comments(0) | - |
Astor Piazzolla / Tango Zero Hour  ジャズしか聴かない8年間に終わりをつげたアルバム
このアルバムを買ったのは、21年前の1986年、Jazz Life誌の新譜レヴューのコーナーで、当時、編集長だった内藤遊人氏が紹介していた。タンゴは全く興味なかったし、アストル・ピアソラという名前も初耳だった。文面は、今となっては全く記憶にないのだが、毎月、百枚以上でしょうか、紹介されるアルバムの中で、本作が最も心に引っかかり、すぐに買ったのを覚えています。

それで、音楽ライフが変わりました(笑)。2曲目、"Milonga del Angel"の艶やかさ、色っぽさに酔いしれ、3曲目、"Concierto para Quinteto"の楽曲としての素晴らしさ。緊張と弛緩が交互に訪れ(ピアソラの音楽の特徴とも思うけど)、スアレス・パスの泣きのヴァイオリンも素晴らしい。

続く"Milonga Loca","Michelangello"は、メンバーが渾然一体となったスリリングな演奏で興奮します。

ピアソラが、ベースのコンソーレのために書いたという"Contrabajissimo"はベース・ソロから始まる10分以上のアルバム最長の曲。ギター、ヴァイオリン、バンドネオンでユニゾるサビの部分のリフも大好きです。その後のゆったりとしたテンポになってからのバンドネオンが美しい。そして、またテンション溢れるスピーディーなパート、ゆったりとしたパートと、繰り返す曲調がたまりません。エンディングの仰々しさも魅力。

ピアソラのアルバム、10枚位しか聴いてないけど、その中では、とにかく他を寄せ付けないほど、本作が圧倒的に好き。そして、その中でもラストの"Mumuki"が一番好きな曲なのです。心の奥深いところまで降りていってくれる、深い表現を秘めた内省的な曲です。

本作を初めて聴いた時の衝撃はすさまじく、ジャズだけ聴いていたらいかん、と強く思ったものです。でも音楽自体は、ジャズを聴くのと全く違和感なく、渇いたのどを潤すスポーツ・ドリンクのように自然に体の中に入ってきました。ちょうどバッハの音楽が、ジャズ・ファンの耳にそうであるように。

そして、このレーベル、American Clave、プロデューサーのキップ・ハンラハンにも強烈に興味を持っていくのでした。

続く・・・風な終わり方になってしまったけど、次はキップ・ハンラハン、American Claveについて書く、といったわけではありません。書きません、と断言もしないけど(笑)。


Astor Piazzolla(bandoneon)
Fernando Suarez Paz(vln)
Pablo Ziegler(p)
Horacio Malvicino Sr.(g)
Hector Console(b)


Tango Zero Hour
| 音楽 | 00:06 | comments(2) | - |
最近気になる新聞紙面の言葉の使い方
「確信犯」とか、「こそくな(姑息な)」という言葉は、以前からテレビを観ていてもかなり多くの人が間違って使っているのは、気になっていたけれども、新聞はリアルタイムの現場からの中継とは違うのだから間違って欲しくないっちゅうか、間違っちゃいかんでしょ。校正係、いるんでしょうが。

本日の朝日新聞の天声人語に衆院予算委員会での質問に対する松岡農水相の態度について書かれていた。気になった箇所を引用。
質問を聞く首相はしきりにまばたきし、黒目が定まらないようにも見える。正直な人である。ぶぜんと、開き直ったかのような松岡氏とは対照的だ。
憮然と開き直る」・・・そんな器用な事ができるのでしょうか(笑)。完全に意味を間違えて使っているとしか思えない。もう一度、辞書で「憮然と」の意味を調べて欲しいよ。素人じゃないんだからさ。
| その他 | 15:45 | comments(0) | - |
フィリップ・シーモア・ホフマン 「カポーティ」 
以前、CBSドキュメント 映画「カポーティ」主演 フィリップ・シーモア・ホフマンという記事で書きましたが、遂に観ました。

僕は、ヘミングウェイ、スタインベック、サリンジャー、フィッツジェラルド、ソール・ベローなどの作品は読んでますが、カポーティは全く読んだことがありません。この映画は、彼が「冷血(in Cold Blood)」というノンフィクション小説の取材、執筆中の6年間の話。

カンザスの農場主の家族、4人が惨殺された事件、逮捕された2人の犯人に興味を持ったカポーティが、取材を申し込む。特にペリー(クリフトン・コリンズ・Jr.)という男に自分に似た孤独な魂を感じ、共感を寄せる。

だが、なかなか事件の核心を話そうとしないペリーにいらだつカポーティ。最初の頃こそ、弁護士を世話したり、親身になるが、結局、死刑になってくれないと小説は完成しない。助けたいという気持ちと、死刑にならないと小説が完成しないニャロメ、という相反する感情。

恋人で作家の(モーホですから)ジャック(ブルース・グリーンウッド)に「冷血」とは、犯人のことか、君のことか、と問われたり、幼なじみのネル・ハーパー・リー(キャサリン・キーナー)の小説、「アラバマ物語」が映画化された記念パーティでも自分の作品のことで頭が一杯で、温かい言葉のひとつも投げかけられないカポーティ。

ペリーの死刑が確定した時、ネルは、結局、あなたはペリーの死刑を望んでた、とバッサリ。

強烈な自己愛、自分の仕事のため、成功、名声を得るためなら死刑にならんとするペリーをとことん利用する。友人だと言いつつ、少しでも心を開かせようとし、嘘も平気でつく。

死刑当日のその日、ペリーに対して謝罪して欲しかったが、結局、最後に発した言葉も「できるだけのことはした。」という自己弁護だけ。

カポーティをとことん悪人に描いてるように見え、ホフマンの演技は素晴らしいのですが、とても共感を得られない主人公です。遺族はどう思ってるのかなあ。

映画自体は、派手さが無く、重厚、映像もすこぶる美しい。キャサリン・キーナー(キャスリン・キーナー)は、最後のクレジットで初めて気づいた。えらいふけたなあ。フケ・メイクしてたのかもしれないけど。とにかく素晴らしい演技でした。視聴者は、彼女に共感するでしょう。

クリス・クーパーもカンザス州の警官、アルヴィン役で登場。この人の顔は、自分にとってはすごく覚えやすい顔。

映画の最後で、カポーティは、この「冷血」以後は、全く小説を書けなくなり、晩年はアルコールと麻薬に溺れたかのように字幕が流れるのですが、このブログの記事に依ると、実際はちょっと違うようですね。

まだ、カポーティ公式サイトもあります。

カポーティ コレクターズ・エディション [DVD]

JUGEMテーマ:映画
| 映画 | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
遂に憧れのナナオ・・・黒い、黒いぞ、黒くぬれ
「黒くぬれ」といえば、"Paint it Black"、そうローリング・ストーンズの有名な曲。高校時代、ストーンズのこの歌を、「塗れ」、という意味ではなく、「黒くぬれ」という花の名前と思っていたしょーもない奴がおりました。

と、全くタイトルとは関係ない前置きはさておき、まあ、タイトルも訳わからんですが、遂にナナオ、EIZOですよ。
19インチ液晶、S1931-SABK
iconをゲット。
秋葉原の安い店で買って、ドット欠けなどを買わされても悲惨なので、信頼の置ける上新電機でゲット。ドット欠けもなく、素晴らしい鮮明な画面。

何か、はじめて眼鏡からコンタクトレンズに換えた時のような感動です。今までもやがかかっていたような風景が、明るく鮮烈に見えたような・・・。

そして、ナナオの売り、黒が本当に黒い。今までのモニタはなんだったんだろう、という感じ。5年保証、ただし、30,000時間以内ということで、計算してみたら6,000時間/年、てことは、16.4時間/日です。この保証も強気だ。

10年使う気持ちで、大事に使いまっせ。今年は、もう大きな買い物はできないな。早く、この画面でDVDを鑑賞したい。大きな買い物といっても小生の場合、それは、3万円以上を指します(苦笑)。

スペックはナナオのサイトのここにあります。
| コンピュータ | 08:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
携帯を3Gに換えました。 時の流れに驚くばかり(笑)。
J-PHONE時代から使っているので、迷わず、ソフトバンクで機種変更。こちらの記事で紹介されてるシャープの携帯。色はその記事にも載っている銀色。シャープではチタンと言っている。

今まで使っていたのが、この記事で紹介されている物。色はダークブラウン。カメラはあまりにも貧弱なので、使ったことがない。

今回、機種変更した携帯のカメラは、500万画素。うっ、今使っているキヤノンのデジカメは、400万画素なのに。まあ、スペック低いけど、特に不満は無し。プログラムモードだけでなく、絞り優先AEなども付いてるし。

話を機種変更したカメラに、いや携帯に戻すと(色も銀色なので、携帯電話というよりもデジカメに携帯が付いた、という雰囲気なのです)、手にして思ったのが、少し前にどこかのブログで読んだ記事。

何でも最近の若者は、パソコンを使わない(あるいは使えない)人が増えていて、中高年世代の方が、パソコンを使える人が増えているとか、いないとか。いや、携帯のあまりの機能にびっくりで、これは、パソコンなんか、いらね、と思ってしまう若者の気持ちもわからんではないな、と思った。

でも親指だけで、あんなに速くは打てないよ。10本指使った方が、全然楽だ。

不満なのは、今まで使ってた機種に付いていた、定型文引用というのが、どうやらないらしい。メールを返信する時、すごく便利だったのになあ。

まあ、おさいふケータイも付いてるので、そのうち、これで電車に乗ってみるかな、と。
| 日記 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(1) |
矢野のド派手なガッツポーズが、中日ナインを怒らせたんじゃね(笑)。
久々のドラゴンズネタ。今日は仕事で、10時過ぎに出かけ、19:30頃、帰宅。プロ野球の不人気で、テレビ東京でもドームの巨人戦を中継するようになったんだな、最近は。

山本昌が打たれ、同点にされてしまったが、殊勲の矢野の3塁打、ベース上で、超ド派手なガッツポーズ。あ、こりゃ、中日ナイン、燃えるぞ、次の回、一気に追加点だ。で、結局、山本昌、一度は失った勝利をものにするな、と思っていたらそのとおりになりました。

先頭の荒木が粘ってフォアボール、次の福留が、右中間を破る2ベースで、あっさり引き離す。ウッズのセカンド・ゴロで、3塁に進んだ福留が、森野の犠牲フライでタッチアップ。

9回は谷繁がライト・スタンドにソロ・ホームラン。あっけねー。

ああ、気分のいい勝ち方だ。でも井端が、足を故障、あれはなんだ、打った瞬間に痛めたようだが、映像では全く何が起きたのかわからない。今後の影響が心配だ。
| ドラゴンズ | 21:45 | comments(2) | trackbacks(0) |
ヴィム・ヴェンダース監督 「アメリカ 家族のいる風景」
原題は、"Don't Come Knocking"。「訪ねてくるな!」っちゅうような意味でしょうが、このままで良かったんでないの? 原題のままの方がずっといいと思う。

映画の撮影中にとんづらしたハワード(サム・シェパード)を捜して連れ戻す任務のサター(ティム・ロス)の他人とのかかわりを極度に避けるキャラクターが印象的。実際の脚本では、ああいうキャラじゃなかったそうですが、何故かそうなってしまった、と特典映像で本人が笑いながら言ってました。

母親を30年ぶりに訪ね、自分に息子がいることを知ったハワードが、息子を捜しに旅に出かけ、息子を産んだ女性、ドリーン(ジェシカ・ラング)に息子が誰だか知らされるのですが、その息子アール(ガブリエル・マン)は、突然の父親の訪問に激しい拒否反応を示す。

骨壺を小脇に抱え、映画の前半から度々、画面に登場しながらも、なかなかセリフもなく、主人公との関係も明らかにされない、ミステリアス娘、スカイ(サラ・ポーリー)もやはり、ハワードの娘で、アールとは、異母兄妹の関係。最後の最後で、ドカーンとやってくれますね。

ハワードとアールの心を繋げる媒介的存在。名前もSkyだし、透明感のある存在感だし、天使的なイメージを持たせようとしたのでしょうか?

個人的には、ティム・ロス演じるサターと、このスカイの二人が、すごく印象的でした。

公式サイトもまだ、ありました。

アメリカ、家族のいる風景
| 映画 | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヴィム・ヴェンダース監督 「ゴールキーパーの不安」
1972年のヴェンダースの初の長編映画、という説と2作目の長編という説とあるのですが、とにかく彼の初期の作品。

それにしてもかなり、ちんぷんかんぷんな映画でした。元々、「ベルリン・天使の詩」の脚本も書いている、というペーター・ハントケとかいう人の前衛小説を映像化した作品だそうで、これは小説を読む前に観てはいけない映画だったかもしれません。「不安:ペナルティキックを受けるゴールキーパーの」(三修社 1971年)(羽白幸雄訳)という本があるようです。

映画は、審判の判定に抗議し、退場になってしまったゴール・キーパーの主人公が、ぶらぶらと当てもなく、映画館に行ったり、酒場で酒を飲んだり(で、何故か、必ずジューク・ボックスで曲を聴く)、ナンパしたり。

で、映画館の窓口で、チケット売りをしていた女性を殺してしまい、(これも何故、急にキレて殺してしまうのか、カミュの「異邦人」を上回る不条理さなのだが。ちなみに「異邦人」は大好きなんですけど)、それでも逃亡する、という展開にはならず、昔の恋人(?)がやっている田舎の酒場を訪ねる。

出会う人との会話では、彼はプロのサッカー選手で、南米遠征もした、などど宣うのだが、あれは大嘘でしょう(笑)。冒頭の試合のシーンでは、どうみてもアマチュアがプレイするグラウンドだったし。殺された映画館の窓口嬢との会話でも「リオ」という言葉にリオ・デ・ジャネイロとはすぐに気づかなかったり、「プロなの?」という質問にも口を濁したりしていたから。

さて、その昔の恋人のやっている酒場近くのホテルに泊まったのですが、ある朝、そこで働く娘の見ていた新聞を取り上げると(ジューク・ボックス、新聞、映画に固執している主人公なのです)、そこには自分の似顔絵が・・・。

娘は「もう、変装してるわよね。」などと言っているが、疑いを隠せない様子。外出し、新聞を買い、「窓口嬢殺人事件に新たな証拠」という見出しに釘付けになる主人公。

結局、捕まるのかな、と思いきや、少年サッカーの試合を観に行き、隣に座っている男に話しかけ、「ボールより、キーパーの動きを見なければだめだ。」等とうんちくを垂れるのです。隣の男は「キーパーの動きばかりは見ていられない。」

PKの場面になると、「キーパーがいかに相手の裏をかくか、相手も同じだ、永久に続く。」などと己の哲学を語るのです。

まあ、そんな会話の中、終わってしまう。

「あんた、本当は、早く捕まって楽になりたいんか?」とか、「これも一つのゲームとして、楽しんでるんか?」などと思うことしかできない映画でした。

サッカー映画だと思って観ると、痛い目に遭いますぜ。

このパッケージは、詐欺だろ(笑)。

ゴールキーパーの不安
| 映画 | 18:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
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