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Charlie Rouse/Bossa Nova Bacchanal  チャーリー・ラウズのイメージが変わった、ご機嫌なアルバム
チャーリー・ラウズといったらセロニアス・モンクと条件反射的に思ってしまう。でも逆もまた真なり、とはいかないところが、この人の悲しいところ。なんとももさっとして、野暮ったいテナサク奏者としか印象がない。もっともモンクのアルバムの中でもラウズいいな、と思うものも確かにあるけど。

リーダー・アルバムを聴いてみたい、という興味も湧かない人だったが、この'62年、Blue Noteに吹き込んだアルバムは、ウィリー・ボボ、カルロス・"パタート"・バルデスという強力なリズム隊が参加しているので興味を持ったもの。ピアノを入れず、エレキとアコギの2本でバッキング、という事にも食指が動いた。

タイトル通りのブラジル的な曲としては、ルイス・ボンファの"Velhos Tempos","Samba de Orfeu"の2曲を取り上げています。

また、フランツ・カセウスの曲、"Meci Bon Dieu"を取り上げてます。このFrantz Casseusは、確か、マーク・リボーが最初にギターを教えてもらったとされている、ハイチ出身のクラシック・ギタリスト。リボー自身も彼の曲を集めたアルバムを作っています。

ケニー・バレルもいいですが、チョーンシー・ウェストブルックと表記するのでしょうか、この人のガット・ギターが、かなりいいです。ちょっと検索してみたらR&B、ブルース方面のアルバムに参加してるみたいですね。なので、普段はエレキを弾いてる人なのかもしれない。

オリジナルのジャケは、パタートのスペルが間違っているのが悲しい。まあ、スペイン語やポルトガル語の名前はありがちですけど、Potato Valdezとなっています。

個人的には、ボンファの2曲、曲も演奏も本当に素晴らしい自作の"Un Dia"、エキゾチックな趣のあるカセウスの曲、ソニー・ロリンズの"St.Thomas"を思わせるカリプソ調の"in Martinique"が好きです。

サンプルはBossa Nova Bacchanalで聴けます。

Charlie Rouse(ts)
Kenny Burrell(e-g)
Chauncey "Lord" Westbrook(a-g)
Lawrence Gales(b)
Willie Bobo(ds)
Carlos "Patato" Valdes(congas)
Garvin Masseaux(chekere)


2003年に出たCDには、1965年録音のボーナス・トラック、"One for Five"が追加。バックは下記の通り。この時代の典型的な音のするリズム・セクション。ここでのラウズは人が変わったようで、まるでジョー・ヘンダーソンのような引き締まったトーンで吹いていて、非常に面白い。やはり、端正で洗練されたバッキングだと、ラウズも変わるのか(笑)。

McCoy Tyner(p)
Freddie Hubbard(tp)
Bob Cranshaw(b)
Billy Higgins(ds)
| 音楽 | 14:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
リチャード・ギア  インドでご乱行
インドで、エイズ撲滅のためのイベントで、インドの女優、シェルパ・シェティに(と表記していいのかな?)ステージ上で、キスの嵐。shilpa-shetty.com/という公式サイトもありました。

この行為が、熱心なヒンズー教徒たちの間で大顰蹙を買ったようで。先ほどテレビのニュースで見ましたが、すでにYou Tubeにもアップされてました。ギアといえば、仏教徒で、ダライ・ラマとの交流でも知られ、中国のチベット迫害も批判している。

そんなギアなのに、ちょっとあさはかだったな、批判されることを何故、想像できなかったんだろう。シェルパさんの美しさに舞い上がってしまったのでしょうか(笑)。


| 映画 | 12:15 | comments(0) | trackbacks(1) |
「耳に残るは君の歌声」  クリスティーナ・リッチ  ジョニー・デップ
2000年、イギリス=フランス合作。サリー・ポッター監督の映画。原題は、"The Man Who Cried"ですが、どうも僕は、原題、邦題ともしっくりこない。どうも居心地の悪さを感じてしまうのはなぜだろう。

クリスティーナ・リッチがロシアで生まれたユダヤ人、ジョニー・デップが、ロマ(ジプシー)の青年役。この二人の恋と、イタリア人のオペラ歌手役、ジョン・タトゥーロとロシア人ダンサー役、ケイト・ブランシェットの恋が、対照的で面白い。

前者二人は、寡黙で神秘的、後者二人は世俗的で、上昇志向のかたまり。

ジョニー・デップのロマ役は、なかなか良かった。クリスティーナ・リッチは、たぶん、初めて観たけど、場面によっては、ものすごく美しく見える人だなあ、と思った。当時、20歳ぐらいだったんですね。

音楽的には、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの演奏シーンがあり、テーマ曲は、クロノス・カルテットにギターは、フレッド・フリス。クリスティーナ・リッチの歌声は、イヴァ・ビトヴァが担当。こんな人達が参加してるとは知らなくて観たので、嬉しい驚きでした。

まあ、映画的には、さほどグッと来た、というわけではないんだけど、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスとクロノス・カルテットだけで、大満足ですわ。

ただ、説明過多な部分は全くなく、それはすごく良かった。特典映像の俳優のインタヴューを観ても元々そういう監督らしいので、サリー・ポッターの映画、また観てみたいと思いました。

人気がある映画なのかな、未だに公式サイトがありました。

耳に残るは君の歌声
| 映画 | 00:01 | comments(0) | trackbacks(2) |
Charles Mingus/Mingus at Antibes  パウエルだけは悲惨だが、熱気溢れるライブ盤 
1960年、フランス南部、アンティーブで行われたAntibes Jazz Festivalのライブ盤です。1976年に2枚組レコードで出されたのですが、これ、近所の図書館にたまたまあり、一発で気に入ってしまい、テープにダビングして良く聴きました。ジャズを聴くようになって、かなり初期の頃(おそらく10枚以内)に聴いたアルバムです。'78年頃に聴いたと思う。

チャーリー・ミンガスのライブ盤もジャズ喫茶で、いろんなアルバムを聴きましたが、中にはとんでもなくだらだらした、聴くに堪えない演奏も少なくない。でも本作は、メンバー全員、集中力が途切れることなく、いい演奏が繰り広げられています。ミンガスならではのスポンティニアスで、かつギトギトとした濃厚なジャズが聴けます。

僕は、エリック・ドルフィーは、50〜60年代に活躍したジャズメンの中では、特に好きな一人なのですが、"What Love"のドルフィーのバスクラと、ミンガスのベースの掛け合いはユーモラスな部分もあり、見事な楽器同士の対話があって最高です。ユーモラスといえば、最後の"Better Git Hit in Your Soul"のラストでも、ミンガスは、ユーモラスなプレイをしており、ご機嫌さがうかがえます。

そして、やはり大好きなバド・パウエルが1曲だけ参加している"I'll Remember April"。だが、ここでのパウエルは、1曲だけのゲスト参加とはいえ、ただ一人、蚊帳の外。全く精彩を欠いている。パウエルのソロが終わるやいなや、大音量で入ってくるテッド・カーソン。気のないソロを弾いてる奴は、さっさと失せろ、といった感じだ。パウエルが消えると、後半のドルフィーとアーヴィンのチェイスも含め、最高に盛り上がる。

"Prayer For Passive Resistance"、"Folk Forms I"は、ブッカー・アーヴィンのアーシーでブルージーな魅力が爆発。

本作は前年、'59年のBlues and Rootsが好きな人には、お薦めのアルバムです。


自分の記憶では、1990年発売のCD、Mingus at Antibesより、2005年のMingus at Antibesの方がレコード時代のジャケに近いと思う。


Ted Curson(tp)
Eric Dolphy(bcl,as)
Booker Ervin(ts)
Charles Mingus(b,p)
Dannie Richmond(ds)
Bud Powell(p)
| 音楽 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
iTunesのディスク作成機能  CDText機能を使ってみたが・・・
iTunesは、iPodを使う以前から使ってました。不満な部分も結構あるけど、やはり色々と便利なのでね。先日、初めて知った。CDText機能が新しいversionには付いてるんだ、と。編集-->設定-->詳細-->ディスク作成の中にありました。

僕の持っているMarantzの普及機、CD6000OSEというCDプレーヤーは、CD-Rも再生でき、CDText機能が付いているので、試してみたが、アルバムタイトルって、プレイリストの名前がそのまま入っちゃうのね、がっかり。ダウンロードしたアルバムの名前そのものを付けたかったんだけど。曲名は問題なく、入っておりました。

最も多いパターンとしては、ジャンルごとに名前を付けたプレイリストから好きな曲を集めて、1枚のCD-Rに自分の選曲したコンピレーションを作る、という場合だと思うのだが、アルバム名を自分で編集できる機能を是非、付けて欲しいと思うのだった。

追記:
アルバム・タイトルを付ける方法、後日、書きました。この記事を参照してください。
| 音楽 | 13:12 | comments(0) | trackbacks(1) |
Trio Fattoruso   ウルグアイのハイテク硬派フュージョン  親子&叔父のトリオ
ブラジルや日本のミュージシャンとの共演も多いことで知られる、キーボードのウーゴ・ファトルーソ、そして、兄弟のホルヘ・オズバルド・ファトルーソ、ウーゴの息子のフランシスコのトリオ。

ウルグアイの首都、モンテビデオ録音。マスタリングはブエノス・アイレス。2001年リリース。14曲中、歌入りが4曲。カエターノ・ヴェローゾの"Queixa"を取り上げているのも嬉しい。これはインストで演奏してます。

1曲目は、ウルグアイの故エドゥアルド・マテオ(Eduardo Mateo)の曲、"Esa Tristeza"。この人のアルバムは、聴いたことがないのですが、歌手でギタリスト。ジャズ、ロック、ボサ・ノヴァにウルグアイの伝統音楽、カンドンベ等のリズムをブレンドし、ウルグアイのポピュラー音楽の先駆者的な存在だったようです。ミルトン・ナシメントも彼の曲を取り上げたりしてるようです。

"A Morte De Um Deus De Sal"は、ブラジルのホベルト・メネスカル(Roberto Menescal)の曲。 ワンダ・サーやマルコス・ヴァーリ等も歌ってる曲です。

曲は最も長い曲でも6分弱、それ以外は全て3分台か4分台とジャズにしては短い曲ばかりですが、ドラマチックな展開があり、ベースがメロディを奏でるパートも多く、3者が対等な位置関係にいる感じで、曲の短さを感じません。その6分弱というのは、フランシスコの"Beginning"という曲で、彼のベースが主旋律を奏でますが、大変素晴らしいプレイです。

爽快でパワフルな曲もあり、ハイテクだけどメカニカルな感じがしないのは、やはりラテンの血が成せる業なのか? 確かにオズヴァルドのスネアにしてもスコーンと抜けが良く、好みの音ではあるし、ウーゴのプレイも実に開放感に溢れた色づけをしています。

昨年、ウルグアイのジャズ・クラブでのライブ盤も出しているので、そちらも聴きたいです。

triofattorusoというサイトもあります。レビューはBig World Musicのここにあります。サンプルが聴けるようなふり(?)をしてますが、聴けないようです(苦笑)。

ここで4曲だけですが、フル・ヴァージョンで聴けます。更にアルバムに入ってる曲ではないですが、コンサート動画も3つ観られるので、お薦めです。


Hugo Fattoruso(kb,p,vo)
Francisco Fattoruso(e-b,e-g)
Jorge Osvaldo Fattoruso(ds)
| 音楽 | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
Joanne Brackeen/Breath of Brazil  彼女にしては異色のブラジル色濃厚な作品
ジョアン・ブラッキーン。女性ピアニスの中では、トップ・クラスの実力派とされているのか、いないのか知らないけど、僕の中ではトップクラスに位置する人。'91年、Concord Picanteからのアルバム。

以前のTrio da Pazの記事でも絶賛した、ドゥドゥカ・ダ・フォンセカも参加、そして、同じくブラジル人のヴァルティーニョ・アナスタシオ、プエルト・リコ生まれのエディ・ゴメスとのカルテット編成。

1,2曲目は、マイルス・デイヴィスもアルバム全ての曲を彼の曲で作ろうとしていたという、ブラジル屈指のメロディ・メイカー、イヴァン・リンスの曲。"Madalena"は1曲目にふさわしく、明るく軽快な演奏。"Velas"は、リンスが設立したレコード会社の名前にもなった美しい曲。元々は、"Velas Icadas"という曲名。

3曲目はジョビンの"Aguas de Marco(Waters of March)"、この曲は他の人の演奏を聴いていても必ず、ジョビンとエリスのヴァージョンを思い出してしまい、集中できない(苦笑)。

4曲目の自作、"Guessing Game"は、彼女らしい攻撃的な硬質なスタイルのピアノが聴かれます。自作のタイトル曲は、想像力溢れる演奏。

マルコス・ヴァーリの"Sue Encanto(The Face I Love)"は、ゴメスの長いソロも聴かれ、変化に富んだ演奏で聴き所が満載。エギベルト・ジスモンチの"Loro"は、フォンセカとのデュオによる疾走感に溢れる演奏で素晴らしい。

セルジオ・メンデスの"So Many Stars"とジョビンの"Anos Dourados(It Looks Like December)"は、何れも惚れ惚れする美しい演奏です。この曲は、ジョビンの曲の中でもあまり他人に取り上げられることはない曲のような気がします。

他は、イントロとエンディングが美しく、拡がりのある展開を聴かせるジルベルト・ジルの"Flora"、ラストは、パウロ・ジョビンの"Samba do Soho"で盛り上がり。この曲は、小野リサもアルバム、Bossa Cariocaで歌っています。

ということで、彼女のアルバムとしては、異色なブラジルにこだわった選曲ですが、メンバーにも恵まれ、大成功のアルバムになっていると思います。エディ・ゴメスも僕は必ずしも好きなベーシストといった存在ではないんだけど、本作の彼は最高に好きです。

で、1993年、また同じメンバーで、Take a Chanceという、ジスモンチ、オルタ、ナシメント、リンス等、ブラジル人ミュージシャンの曲を取り上げたアルバムを作っています。こちらは未聴なんですが。

Joan Brackeen Jazz.comというサイトもあります。

本作のサンプルは、ここで全曲、聴けます。


Joanne Brackeen(p)
Eddie Gomez(b)
Duduka da Fonseca(ds)
Waltinho Anastacio(perc)
| 音楽 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
山本邦山/銀界  菊地雅章  Gary Peacock  村上寛  1971年
CDはラックの中だけでは入りきらず、小さい段ボール箱に入れ、色んな場所に放置しているのですが、ここ数年は常時、パソコン・デスクの上やスピーカーの上など、パソコン周りに置いてある数十枚のCDの中の1枚。しかし、何故かなかなか聴く気にはならず、聴いたのは5〜6年振り、いやもっと久しぶりかもしれない。

でも素晴らしいアルバムと昔思っていたことは確かであり、今聴いたらどう感じるのか興味を持って聴いてみた。ただ、ながら聴きでは、絶対に良さが分からないタイプのアルバムです。決して単に外国人がエキゾチックな雰囲気を求めて聴く、まがい物的なアルバムではありません。実に真摯なジャズ・アルバムです。

山本邦山の尺八、繊細で様々な音色を使い分ける豊かな表現、そしてダイナミックな鳴りの良さも素晴らしい。そして、他の3人の静かな緊張感、ピーンと張りつめた研ぎ澄まされた感覚が伝わってくるかのよう。そういえば、ゲイリー・ピーコックは、当時、3〜4年の間、京都で禅の修行をしていたというのも有名な話ですね。

思えば、後にベーシストの斎藤徹が、韓国の伝統音楽や日本の雅楽の人と一緒にやった壮大で刺激的なプロジェクト、「弦・打・エコーズ」などに興味を持ち、コンサートにも何度となく足を運びましたが、僕にとっとはこのアルバムが、そういう音楽に興味を持つ原点だったかもしれません。

是非、ジャズ喫茶でリクエストしてみてください。僕は、"驟雨"と"沢之瀬"が特に好きです。

山本邦山(尺八)
菊地雅章(p)
Gary Peacock(b)
村上寛(ds)
| 音楽 | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
Eddie Palmieri/Sentido エディ・パルミエリ イスマエル・キンターナ 1973年
昨日の夜は、パルミエリ祭りを開催しました(笑)。って、ただ単にチャーリー・パルミエリとエディ・パルミエリのアルバムを延々と聴き続けただけですが。

本作もずいぶん久しぶりに聴きました。エディのアルバムというと、ブライアン・リンチ、ドナルド・ハリソン、コンラッド・ハーウィグがフロントに入った1990年代のラテン・ジャズの諸作を聴くことが多いので。

しかし、やっぱりこれはいいですね。イスマエル・キンターナを歌手に迎えたサルサの作品です。1曲目、"Puerto Rico"と、4曲目の"Adoracion"が有名ですが、3曲目の"Condiciones que Existen"も今聴くと、クラブDJの人が喜びそうなレア・グルーヴっちゅうんですか、そんな香りがプンプンするファンキーなナンバーです。

Cocoレーベルからリリースした最初の作品で、その次が有名な"The Sun of Latimn Music"、これは持っておりません。そういえば、1960年代の"La Perfecta"時代のアルバムも聴いたことがない。

若い頃は、断然、エキセントリックなエディの方が好きだったのですが、歳を取ったせいか王道といった感じの兄チャーリーのアルバムもどんどん好きになっていて、二人のアルバムをもっと聴きたくなっている近年です。

僕の持っているこのCD、Musical Productionsというレーベルのものですが、クレジットが書いてないので、メンバーは不明。フロントは、tb,tp,fl,as,bsの音が聞こえますが、as,fl,bsはおそらく、一人が掛け持ちで吹いていると思います。ボレロの2曲、"No Pienses Asi"と"Cosas del Alma"では、asでしっとりと吹いています。あと、e-gとtresを弾いている人もいますね。

ジャズでもワールド・ミュージックでもいい仕事しまくりの、あのボンバ・レコードで、今年、本作も含めた4作品を紙ジャケで出してるんですね。「約30年ぶりにアナログ・マスター発見 !」「世界で初めてマスターテープからCD化!!」ということで、僕はプエルト・リコ大学のライブ盤、欲しいです。音楽雑誌、読まなくなって久しいので、本当にこういう情報は疎いです。サウンド・サンプルを探していて、初めて知りました。

サウンドのサンプルはItunesを入れてる方なら
Eddie Palmieri - Sentido - EP
で聴けます。アメリカのiTunes Storeです。他では残念ながら見つかりませんでした。
| 音楽 | 01:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
スタンリー・キューブリック監督  「シャイニング」  ジャック・ニコルソン
スティーヴン・キングの小説を映画化した1980年のこの映画、映画館で2〜3回、テレビで1回観ていると思う。ビデオやDVDで観たのは今回が初。2001年宇宙の旅でも感じることだけど、キューブリックの映像は、とにかく構図にムダがなく、引き締まっていて、ものすごく好みだ。この映画でもビシバシ決まってる構図の連続で、溜め息が出まくりです。

観たのは、かなり久しぶりで忘れていたシーンも多かったけど、やはり、ホラー、オカルト系の映画では断トツに面白い。と言ってもそっち系の映画は、ほとんど観ることはありませんが。

ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)が徐々に精神に破綻を来していく表情がほんとに怖いし(よく、シャイニングごっこをしてふざけたものですよ)、またオーケストラによる音楽がものすごく効果的です。よく、こんな恐ろしい音楽を作れたなあ、と感心してしまう(笑)。

また、予知能力と過去を透視する超能力を持つ息子ダニー(ダニー・ロイド)の演技や奥さんウェンディ(シェリー・デュヴァル)の恐怖に脅える演技も秀逸。特に作家であるジャックのタイプライターに近づき、同じ一つの文を何枚もの紙に打ち出しているのを発見した時の恐怖の表情は・・・。

あらすじはgoo 映画で・・・。

シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン
| 映画 | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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