昨日の夜は、パルミエリ祭りを開催しました(笑)。って、ただ単にチャーリー・パルミエリとエディ・パルミエリのアルバムを延々と聴き続けただけですが。
本作もずいぶん久しぶりに聴きました。エディのアルバムというと、ブライアン・リンチ、ドナルド・ハリソン、コンラッド・ハーウィグがフロントに入った1990年代のラテン・ジャズの諸作を聴くことが多いので。
しかし、やっぱりこれはいいですね。イスマエル・キンターナを歌手に迎えたサルサの作品です。1曲目、"Puerto Rico"と、4曲目の"Adoracion"が有名ですが、3曲目の"Condiciones que Existen"も今聴くと、クラブDJの人が喜びそうなレア・グルーヴっちゅうんですか、そんな香りがプンプンするファンキーなナンバーです。
Cocoレーベルからリリースした最初の作品で、その次が有名な"The Sun of Latimn Music"、これは持っておりません。そういえば、1960年代の"La Perfecta"時代のアルバムも聴いたことがない。
若い頃は、断然、エキセントリックなエディの方が好きだったのですが、歳を取ったせいか王道といった感じの兄チャーリーのアルバムもどんどん好きになっていて、二人のアルバムをもっと聴きたくなっている近年です。
僕の持っているこのCD、Musical Productionsというレーベルのものですが、クレジットが書いてないので、メンバーは不明。フロントは、tb,tp,fl,as,bsの音が聞こえますが、as,fl,bsはおそらく、一人が掛け持ちで吹いていると思います。ボレロの2曲、"No Pienses Asi"と"Cosas del Alma"では、asでしっとりと吹いています。あと、e-gとtresを弾いている人もいますね。
ジャズでもワールド・ミュージックでもいい仕事しまくりの、あの
ボンバ・レコードで、今年、本作も含めた4作品を紙ジャケで出してるんですね。「約30年ぶりにアナログ・マスター発見 !」「世界で初めてマスターテープからCD化!!」ということで、僕はプエルト・リコ大学のライブ盤、欲しいです。音楽雑誌、読まなくなって久しいので、本当にこういう情報は疎いです。サウンド・サンプルを探していて、初めて知りました。
サウンドのサンプルはItunesを入れてる方なら
で聴けます。アメリカのiTunes Storeです。他では残念ながら見つかりませんでした。