DISCASの会員になって1年数ヶ月、今回は、パッツィ・ケンジット見たさに借りる。DISCASでもエロティック映画というジャンルにカテゴライズされてるし、説明もエロ・シーンが売りのような書き方をされてるけど、違うんだよなぁ。まあ、確かにエロも少しはあるけど。
洋画の邦題には、本当に呆れる事が多いですが、今回は怒りさえ覚えました。まあ、この「変態」というのは、昆虫が卵〜幼虫〜サナギ〜成虫へと変態する、その意味を込めて使ってるのでしょうけど、原題を知らずに邦題だけみたらエロ映画としか思いませんわ。原題は「Angels & Insects」(天使たちと昆虫たち)なのです。
こういう訳分からん邦題が多いので、借りる時は必ず、原題をチェックしてから借りてます。
DISCASの評価では、2つ星になってるけど僕は4つ星付けました。2つ星になってる理由は、エロ目当てで借りた人が多いからと思うんだよなぁ。いい映画なので、是非、観て欲しいです。衣装や美術なども素晴らしい。
舞台は1860年代のイギリス、ビクトリア朝の時代。帰国の際、船が難破してしまい、資料や標本などを失ってしまったアマゾン帰りの生物学者(マーク・ライランス)が、昆虫標本の収集家である大富豪の屋敷に住まわせてもらいながら主人の標本の整理を手伝う。
そこの娘役が、パッツィ・ケンジットなのですが、子供たちの家庭教師役をやっているクリスティン・スコット・トーマスが、断然、魅力的でした。金髪を黒髪に染めての出演でした。
ちなみにこの映画、カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)、アカデミー賞衣裳デザイン賞にもノミネートされたそうです。
クリスティン・スコット・トーマス関連記事:
「海辺の家」 ケヴィン・クライン ヘイデン・クリステンセン クリスティン・スコット・トーマス(2006.12.20)