「メキシコ VS オランダ」
オランダは、メキシコ相手でもカウンター狙いで、メキシコが攻め上がるパターン。48分、メキシコは相手のクリアしたボールを
ジオバニ・ドス・サントスが拾ってドリブルを仕掛け、相手ディフェンスに囲まれながら思い切り左足でミドルシュート。ゴール右隅に蹴り込む素晴らしいゴールで先制。ようやく本領を発揮した。
昨日、決勝戦はドイツとオランダと予想したにもかかわらず、オランダ、負けちゃう?? という様相を呈してきた頃、右サイドからの
ロッベンのCKを
ファン・ペルシに替わって入った今大会初出場の
フンテラールが、頭で後方に落とし、フリーでいた
スナイデルが、ゴール左隅に弾丸シュートで同点、88分でした。今大会、やっと彼らしいプレイを見せた。
アディショナル・タイムには、ロッベンが
ラファエル・マルケスに倒され、PKを獲得。キッカーのフンテラールは、バスケット・ボールのように右手、左手で何度もポンポンと弾ませる、自分を落ち着かせるように。
ペナルティ・スポットに立ち、一瞬、左側を向いたフンテラールの顔を正面からカメラが捉えた。迷いの無い、集中した表情だ。これは決めるな、と思ったが、ゴール左隅に思い切り蹴り込んだ。GKは逆に跳んだが、あのスピードとコースでは、同方向に跳んでも取れない。
オランダ、見事な逆転勝利でした。
「コスタリカ VS ギリシャ」
どっちが勝っても初めてのベスト8進出ちゅうことで、日本、先を越されましたな。ベスト8に入った事のある国って、何ヶ国あるんだろう?
試合が始まる前から前大会の決勝トーナメントの「日本 VS パラグアイ」みたいな退屈な試合になるんじゃないだろうか、と思っていたが、意外にギリシャも攻め上がっていた。そういえば、その前大会のパラグアイ戦の話も、解説が岡ちゃんということもあり、アナウンサーが振っていた。
この試合も録画して、朝、観たのですが、何と延長戦は、Eテレで、ということで、観られなかった。いつもながらやってくれるよな、犬HKは。皆様のNHKならぬ、アドルフ安倍様の犬HKは。
夜、BS1の再放送を録画して、延長戦から観よう。コスタリカは次戦、ブライアン・ルイスが出場停止なのが痛いですね。どちらにせよ、相手はオランダなので、ここまでだろうけど。
それにしても土壇場で追いついたギリシャのメンタルには脱帽。