ニューヨーク生まれの若い白人監督が、南アフリカの歴史をつづった2002年の映画。もう、7〜8年前になるかな、BBCの作った
ネルソン・マンデラのドキュメンタリー番組で感動したことはありますが、この映画の主役はマンデラではありません。
他にもアパルトヘイトを描いたテレビのドキュメンタリー番組は、いろいろ観てますが、当然の事ながら何れもマンデラに焦点が当てられていました。
この映画の主役は「歌」。アマンドラとは、"
Power to the People"という意味だそうです。歌の持つ、底知れぬ影響力を描いたドキュメンタリー映画。正直、これほどまでに歌が反アパルトヘイト闘争と密接な関係があったのを初めて知り、その事実に驚愕しました。
ミリアム・マケバ、ヒュー・マサケラ、そして僕の大好きなアブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)等、世界的な南アフリカのミュージシャンも出演し、当時の思い出などを語り、歌や演奏を披露しています。