僕が自転車をやっていたのは、1975年〜1984年まで。その後は登山に走ってしまいました。
最初の自転車は、小学校高学年から集めていた切手を全て売り払い、7万円位のスポルティフ(ロードバイクとランドナーの中間タイプ)を買って乗っていた。今はスポルティフという言葉は死語なのかも知れない。
その後、工具を色々と揃えて中空リムとチューブラータイヤを買い、スポルティフをロードレーサー(昔はロードバイクと言う言葉は無かった)に改造した。
それで、ある時は友人達と、またある時は単独で、南房総、伊豆箱根や東北などに野宿したり、テント張ったりしながらツーリングしていました。
で、次第に林道を走りたくなり、ロードレーサーでは無理だということで、輪行仕様のランドナーを神田のアルプスという、今は無き名店で20万円位で購入。ちなみに輪行というのは、自転車を分解して、輪行袋という袋に入れて、電車に乗って運ぶことです。昔は確か、300円位の手数料を支払って、電車に持ち込みができたと記憶してます。
特に冬の林道を走るのが好きだったんだけど、丹沢の世附峠(よづくとうげ)では、あわや遭難ということもありました。
3月に行ったのですが、前半は南面で、雪が溶けてドロドロ状態で、リムとブレーキの間に泥がはさまり、一向に進めない。そして、後半の北面では当然ながら雪がかなり残っていて、なかなか進めない。バテバテで、何度も雪の上に大の字になりました。
バテバテ状態で、雪の上に大の字に寝ると、そりゃもう、背中がひんやりとして、極楽浄土(笑)の気持ちなんですわ。何度、このまま眠って疲れを取りたいと思ったことか。
でもそこで眠ってしまったら本当に凍死してしまうので、何とか体力を振り絞って、無事帰還しました。
3〜4年位前から久しぶりに自転車やりたいなあ、と少しずつ思いが募っていましたが、今月、その思いがピークに達してしまったので、色々調べています。
で、最終的に
DAHONというカリフォルニアのメーカーの
Visc. P18か、
Dash p18か、2011年物で、既に完売している店が多く、なかなか取り扱っている店が見つからない、
Vitesse P18、そして、以上の3車とは全く違う、長距離キャンピング仕様の
Speed TRを今のところ、候補に挙げています。
ただ、Speed TRは、ギア比の関係上、平地の舗装路でもスピードは期待できないし、重さが15kgもあるので、輪行するのはかったるいな、ということで却下すると思います。
結局、まだどの車種を買うかは決めてないものの、買っても近所を走るポタリング程度になるのか、それとも20歳代の頃のように輪行ツーリングで、峠越えや林道を走りたくなるのか分からない。でも候補に挙げた小径の折りたたみ自転車では、そこまでは無理だろうなあ、という気持ちもあります。
何れにせよ、元々メカ好きなので、買った車種も2〜3年後には全く違った自転車になっている可能性大です。
っちゅうわけで、新たに自転車というカテゴリを作ってしまいました。